名前 | 致死率 | 症例 |
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多重人格 | 0% | 精神病の一種。幼少期の精神的外傷が原因になることが多い。 ただし、この世界では魔法によって人為的に多重人格者を発生させることが可能。 現在では禁止されているが、第1魔法文明期には政治犯に対して多重人格化の処置が施されたこともある。 |
カラーシフト | 0% | 原因不明の奇病。感染力は皆無で、死亡例は存在しない。 色覚異常の一種。波長の短い光を見ることができなくなる(その代わりに赤外線を見る能力を獲得する)。 後天性の病気であり、呪いの一種ではないかと考えられている。 |
ライカンスロピィ | 0% | ワーモンスター(特定の動物に変身する能力を持った人間)の体液が犠牲者の体液と接触して感染する。 患者が死亡することは無いが、患者は感染元と同じワーモンスターに変身してしまう。 ワーモンスターへの変身は不可逆的なものであり、変身が完了した場合は魔法による治療も不可能になる。 変身後は人間を上回る身体能力を獲得し、生前の知性・精神も維持できるため、生物学的な実害は皆無。 ただし、ライカンスロピィの患者は捕獲(逮捕)・隔離されることが多い。 |
石化病 | 25% | 病因は不明。天空の民など魔法使用能力に長けた種族での症例が多い。 全身の皮膚が石像のように固くなる病気。内蔵には異常が現れない。 皮膚呼吸能力の低下による酸欠や歩行中の転倒事故で死亡するケースが多い。 |
神経過敏症 | 35% | 病因は不明。魔術師に発症例が多い。 触覚・痛覚が異常に過敏になり、健康に日常生活を送ることが不可能になる。 神経過敏が進行するにつれて精神異常を併発し、自殺・錯乱死するケースが特に多い。 |
組織溶解症 | 40% | 病因は不明。魔法による呪いである可能性が濃厚。 膠原組織と脂肪組織から弾力性が失われ溶解してしまう奇病。戦士などに発病例が多い。 |
ブルー−ブルー | 50% | 病因は不明。魔法性毒物が原因である可能性も噂されている。 消化器を中心とする内蔵が青色に変色する奇病。消化不良から栄養失調に至る。 治療薬が存在しないが、その代わりに伝染力が極めて低い病気でもある。 |
クリスタルボディ | 65% | 病因は不明。 全身が半透明のガラスと化す病気。内蔵を含む全組織が硬化した次の瞬間に全身が砕け散り死を迎える。 発病から死に至るまで6時間以内という劇症型の病気。 |
コールドスリープ | 75% | 感染源は不明。 名前の通り、時間が経過するにつれて体温が低下する病気。やがて多臓器不全による死が訪れる。 重傷になるまで発症に気付かない上に、病気の進行速度も緩慢。そして伝染力も強い。 そのため、この病気は世界的に流行することが多い。最後の大流行は4620年。 |
バグ・ライヴズ | 85% | バグベアードの視線を浴びることによって発生する呪いの一種。便宜上、病気に分類する。 視神経を中心とする感覚器の機能が狂い、幻影・譫妄に苦しめられる病気である。 虫の幻影や羽音の幻聴が現れることが多いため、この名前が付けられた。感染力は皆無。 |
フンババカース | 95%以上 | 魔獣フンババの吐く炎によって引き起こされる危険な伝染病。 基本的な症状は高熱・譫妄や激しい出血(エボラ出血熱と大体同じと考えて差し支えない)。 ただし、感染力はエボラウイルスの数段上。患者の1m以内に接近した時点で空気感染する。 エルドール大陸で最後に症例が確認されたのは1117年。 |
栄養失調、結核(これが最も多いと言われている)、ガン、ペスト(4700年代に大陸東部で流行したことがある) マラリア(エルドール海島嶼部で報告されている)、チフス、結核、赤痢(都市部に多い)、敗血症 梅毒をはじめとする性病、麻薬中毒(厳密には病気ではない) |
名前 | 原材料 | 効用 | 発明者 | 使用方法 |
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カファイエル | 蓬の葉、聖水、岩塩 | 解熱作用 | カファイエル・エメロード(?) 第1魔法文明期に登場 | 経口 |
グリーンペッパー | 胡椒、黒蓮の葉(×花弁) | 病気抵抗力強化 | 第1魔法文明期に登場 | 経口 |
リーベルタブレット | マンドレイク、聖水 | 神経病治療薬 | 第1魔法文明期に登場 | 経口 |
ドラゴンブレス | ドラゴンの牙(粉末)、石灰 | 皮膚病治療薬 | ネジレ・バンガロール(2778−2840) | 噴霧 |
フェールスマイゼン | ツインテールフォックスの腎臓 聖水 | 呼吸器系疾患の治療・症状緩和 | フラマリス・ソロン(4957−) | 経口 |
名前 | 異常内容 | 発生確率 | 内容 |
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クラインフェルター症候群 | 22n+XXY | 1/400 | 外見・生殖器形は男性のもの。 ただし、無精子症となり、丸みを帯びた乳房を持つことになる。 また、精神発育が遅れることも多い。 |
両性具有 | |||
ターナー症候群 | 22n+XO | 1/3500 | 外見は女性と殆ど一緒。 ただし、卵巣が発育不全となるために出産は絶望的。 畸形を伴うことがある。 |
中性 | |||
ダウン症 | 第21染色体が3本 | 1/300〜 1/660 | 精神的・肉体的な発育不全を引き起こす。 高齢出産に発症報告が多い。 |
(特に病名は無い) | |||
鎌状赤血球症 | 塩基配列異常 | ? | ヘモグロビンを構成するアミノ酸の1個が グルタミン酸(Glu)からバリン(Val)に変化して発生する病気。 名前の通り、貧血症が主な症状で、成人前に死亡することも多い。 しかし、この遺伝子異常を持つ人はマラリアに対して強い耐性を獲得する。 |
先天性重貧血症 |