2001年1月の図書館長日誌



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  • 2001年01月31日 19時13分02秒
    軍隊は国を救う……のか?

    ついこの間発生したフィリピンの政変劇で、軍隊が果たした役割が大きかったことは、
    皆さんも記憶に新しいことではないでしょうか。
    実際には、あわやクーデターの数歩手前まで事態が進行していたようですが、それはおいといて。
    27日には、アロヨ大統領がケソン市のアギナルド国軍基地で演説し、
    「危機を平和的解決に導いた勇気と順法精神に深い感謝を表明したい。
    国民の意思に沿った行動は、国軍の信頼を高め、国家のより良い未来への道を開いた」と国軍の行為を賞賛していました。
    就任直後、内閣の組閣人事を巡り、「英雄」の1人であるメルカド国防相がいきなり辞任してしまい、
    新政権の運営は最初から困難に直面しているようですが……。

    一方、「似たような話がどうもインドネシアで進行し始めている」らしく、ちょっと気になっています。
    インドネシアのマフッド国防相は、同国の政治リーダーらが争いをやめ、国の運営に専念しなければ、
    「軍部が政権掌握に動く可能性がある」と発言したそうです。
    現在、インドネシアでは、ワヒド大統領に絡む2件の汚職疑惑を巡り、議会と大統領が対立状態に陥っています。
    あちこちで大統領の退陣を求める声が上がっているのですが、ワヒド大統領がそれに「No」を言い続けており、
    ここままだと流血の事態に発展し、インドネシアが2つに分裂するのではないか……と懸念されています。
    で、国防相が事態を憂いて「国家の無政府化と分裂の回避に向けて動く構えである」と発言、
    議会と大統領に「喧嘩するのもたいがいにしやがれ」と脅しをかけたらしいのです。
    今のところはドスの利いた恐喝程度で済んでいるのですが、
    イリアンジャヤ州とかアチェとかに独立運動を抱え込んでいるインドネシアの現状を見るに、
    この脅しが実際に実行に移される可能性もそれなりに存在します。

    ……むう、オチが無い上にまとめられない(T_T)。
    願わくば、混乱が平穏無事に収まるのを祈るしかなさそうですが、それを期待するのはかなり無理そうな気配……。
    いやはや、参った参った……。

    追記:ぎぃす様、同人誌の宣伝、ありがとうございます(^o^)。

  • 2001年01月28日 20時45分31秒
    修羅場を超えて & 新大統領3題(パート3)

    今まで日記の更新が停止していたのは、全部『ONE卒業文集』の原稿のせいでした。
    この度、ようやく原稿を書き終えたので、久々に日記の更新に取り掛かることができます。
    で、散々日延べした挙句、ようやくアメリカの新大統領であるジョージ・W・ブッシュさん(54)の
    コラムを書くことができます。
    ただし、この人の経歴なんかよりも、この人と閣僚達が大統領就任後1週間にやったことを並べた方が面白そうなので、
    本日はそちらのほうに話題を変えさせて頂きます(おい)。

    まず最初に書くべきは、22日に発表された大統領命令。
    人工妊娠中絶を容認する国際的な家族計画団体への政府資金の拠出を禁止する──というもの。
    この大統領命令は1984年にレーガン元大統領が発令し、クリントン前大統領が1993年に撤廃したもの。
    それにしても、「国民の融和」を前面に掲げていながら、
    最初の重要政策がこんなにも政治的に危険なものになるとはなかなか凄いものです。
    これには更に続きがありまして、26日には「人工妊娠中絶された胎児の組織を用いる研究を認めない」と表明。
    いかにも共和党らしい政策(^^;)。
    なお、この政策が実行に移された場合、胚性幹細胞(ES細胞)などの研究に支障が出ると懸念されています。

    25日には、グリーンスパン米連邦準備制度理事会議長が上院予算委員会で
    「仮に現在の景気減速が予想外に拡大した場合、減税は効果的かもしれない」と証言。
    今までの頑なな減税拒否の姿勢から方針を変更させたようです。

    27日には就任後初めてのラジオ演説を行い、
    「全公立学校を、高水準の教育と達成の場所としたい」
    「米国は、どんな背景や特性であろうとも、全ての子供に良質な教育で公平な人生のスタートを提供すべきだ」
    と訴えました。
    「ゆとり教育」というたわ言を叫んでいる日本の某省の高官に聞かせたい言葉です(^^;)。

    国際政治関連で多少物議を醸し出しそうな政策としては、
    「在イスラエル米大使館をテルアビブからエルサレムに移す」という計画。
    日本の世界地図ではエルサレムがイスラエルの首都になっていますが、
    国際的にはイスラエルの首都はテルアビブと認定されています。
    だから、この移転計画にはアラブ人の反発がくることは必至であり、
    中東和平交渉にも支障が出るのではないか、とさえ言われています。

    日本関連の話題として注目すべきは、ミネタ運輸長官が24日に行った発言。
    指名承認に先立って開かれた上院商業委員会の公聴会で行われたものですが、その中で運輸長官は、
    米航空会社の日本での発着枠拡大について「羽田空港の国際化も解決策になると思う」と述べ、
    成田空港の新滑走路や中部国際空港などとともに、羽田の国際線増枠を日本政府に求める考えを示しました。
    知日派といわれている新運輸長官ですが、実際には調査捕鯨問題で経済制裁の発動を大統領に勧告するなど、
    実は「経済問題に限れば対日強硬派」という噂もちらほら。
    どうなることやら……。

    ……とまあ、今のところ、新大統領のチームは活発に活動しているようですが、
    政治とは関係無いところでちょっとお茶目なトラブルが起きたそうです。
    それはホワイトハウスのコンピューター・キーボードから「W」の字が消えるという悪戯。
    この他にも、ゴミが散らかっていたり、電話線が切断されていたり、
    間違った綴りの落書きが壁に書かれていたりと、本当に色々とあった……らしいです。
    断定形で話さなかったのは、この話の出所は共和党のスタッフが漏らしたものだったから。
    クリントン前大統領の側近はこのことを否定していますし、ブッシュ大統領も無視を決め込んでいます。
    ちなみに、「悪戯」の「犯人」はアル・ゴア前副大統領の側近と噂されています。

    で、その「悪戯」の「犯人」にされかかっているアル・ゴアさんですが、
    ニューヨーク州コロンビア大学など3つの大学で講義を持つことになったそうです。コロンビア大での扱いは客員教授。
    ちなみに、講義はジャーナリズム大学院で「情報化時代における国内報道」をテーマにする予定だとか。
    ……どういう講義になるのやら(^o^)。


    追記:コンゴのジョセフ・カビラ新大統領の施政方針演説が先日行われました。
    アメリカとの関係改善や経済開放政策を計画しているようでして、父親との立場の違いが早速話題になっています。

  • 2001年01月21日 00時00分07秒
    新大統領3題(パート2)

    昨日から3日間は「新大統領」がテーマ。
    本当は2日間の予定でしたが、フィリピンの政局が急展開し、いつの間にか大統領が変わってしまっています。
    正直言って、ここまで早く変わるとは思いませんでした。
    というわけで、ジョージ・ブッシュさんをネタにしたコラムはもう1日延期し(ついでに大統領就任演説の批評もやってやる/爆)、
    本日は新しいフィリピンの大統領の紹介をしたいと思います。

    で、その方の名前はグローリア・マカパガル・アロヨさん(53)。
    1961年から65年まで政権を握ったマカパガル元大統領(故人)の娘です。
    米国への留学後、貿易産業次官、上院議員を経て、1998年6月に副大統領に就任しました。
    フィリピンにおける典型的エリートで、市民からの人気は今一つだった人物ですが、
    エコノミストの経験を持ち、経済問題に精通しているそうです。
    あと、この人が親台湾派だったということは12月のコラムでチラッと申し上げた通り。
    政権を奪取したアロヨさんの当面の課題は、弾劾裁判によって大きく混乱したフィリピン政界の収拾と、
    一連の騒動によって大きく下落してしまった通貨・ペソの信頼回復と経済再建。
    この後には、エストラダ前大統領が人気回復の為に行ったフィリピン南部のイスラム教過激派テロ組織との戦いの収拾と、
    領有権が未だに確定していない南沙諸島問題という難題が控えています。
    次の大統領選挙(今の予定だと2004年だったかな?)までの「繋ぎ」の政権ですが、
    混乱続きのフィリピンをどうやって立て直すか、その手腕に注目が集まっています。

    それにしても、今回の政変では、軍部が決定的な役割を果たしました。
    民衆の声に押される形でエストラダ氏を見限ることになったとはいえ、
    軍内部の混乱を未然に防ぎ、政変劇をできる限り穏便に、そして血を流すこと無く達成できたのも、
    レイエス参謀総長やメルカド国防相の英断(本人達にとっては苦渋の決断だったらしい)があったらこそ。
    日本の政治家達も見習って欲しいものです。
    「どこを?」って突っ込みは却下ですが(--;)、彼らが今の日本の政治家達よりも立派なのは確かなのでしょうね……。

    ちなみに、今、フィリピン関係のニュースで一番気になっているのは、
    「ABS/CBN(フィリピンのテレビ局)のニュースキャスターが、20日のニュースの最後に何と言ったか」
    ということ(^^;)。
    このテレビ局の夜のニュース番組(平日なら、NHK-BS1で午前9時15分頃から見ることができます)では、
    最後に、ニュースキャスターが「今日の一言です」と言って、なかなか気の利いた警句を1つ紹介してくれるのです。
    今回の政変に関して、彼がどういうコメントを出すのか気になっているのですが、家にはBSチューナーが無い……(T_T)
    誰か暇があったら教えて下さい。
    (ひょっとしたら、コメントが出るのは22日夜のニュースかもしれませんが)


    追記:アンケートは終了致しました。多数の御協力、誠にありがとうございます。

  • 2001年01月20日 00時17分54秒
    新大統領2題(パート1)

    今日から2日間は「新大統領」がテーマ。
    ただし、第1日目のコラムにジョージ・ブッシュさんのことが出ると思った貴方……貴方はまだ甘い(謎)。
    この人は第2日目のコラムのネタですので。

    で、本日登場するのはコンゴのジョセフ・カビラさん(31)。
    1997年、当時ザイールと呼ばれていたコンゴで独裁政権を率いていたモブツ政権を打倒した、
    ローラン・デジレ・カビラ大統領の子息であります。
    で、父親のローラン・カビラ氏が1月16日に銃撃を受け、搬送先のジンバブエで死亡したのを受け、
    父親の後を継いでコンゴを率いることになりました。既に大使級要人との弔問外交を展開しているところです。
    ローラン氏の国葬は23日の予定。

    ジョセフさんは体格はスリムで控えめ且つ口少ない性格。太って陽気だった父ローラン氏とは大違い。
    中国での留学経験を持ち、コンゴ政府では陸軍司令官に就くなど軍の要職で活躍していました。現在少将。
    政治家としての手腕はまだ未知数ですので、今後の活動に注目したいところです。

    ……で、そのローラン・カビラ氏を撃った犯人の正体は不明。
    一部の筋からは「アンゴラ人が犯人である」と言われているのですが、情報が不確かなので断定不可。
    しかし、今のコンゴの内戦って、

    コンゴ政府・ジンバブエ・ナミビア・アンゴラ VS 反政府勢力・ルワンダ・ウガンダ

    という構図でしたから、アンゴラ人犯人説が事実だとすると、これはややこしいことになりそうですね。

    ※なお、アンゴラ政府はカビラ氏殺害への関与を否定。そりゃそうだろうな。


    追記:アンケートは締切まで後24時間を切っています。まだの方はお早めに。

  • 2001年01月17日 00時35分34秒
    本日の国際ニュース

    このネタ、久々のような気がしますが、早速始めましょう。

    > 2001年1月16日(火) 21時52分 女性の参政権やっぱりダメ=クウェート憲法裁判所(時事通信)
    棄却された理由は不明。多分、戒律絡みなんでしょうね。

    > 2001年1月16日(火) 20時56分 アチェ独立派ゲリラが関与?=イブの連続爆弾テロ−インドネシア国警(時事通信)
    既に8人逮捕されています。
    ゲリラのほうは関与を否定しているのですが、はたしてどちらが本当やら……。

    > 2001年1月16日(火) 20時42分 ミール、3月6日に落下(時事通信)
    落下場所は太平洋か大西洋。……でも、これは当然ですね。
    こうして、宇宙開発の1つ時代が終わろうとしている……。

    > 2001年1月16日(火) 19時25分 <ブッシュ次期大統領>黒人指導者、キング牧師を称える演説 (毎日新聞)
    1月15日はキング牧師の誕生日。
    この演説には次期教育長官に指名されているヒューストン市教育長(黒人)も同席しています。
    マイノリティーを数多く政権に登用するブッシュさんですが、黒人には未だに人気が少ないようです。
    上院で行われた選挙人による大統領選挙でも、黒人の議員達が異議を申し立てて議場から退席する一幕もありました。
    今回の演説が黒人層取り込みの為に行われたものであるのは一目瞭然なのですが……。

    > 2001年1月16日(火) 18時55分 <金総書記>2、3月にもソウル訪問か 韓国政府が予測(毎日新聞)
    これが本当だとすると、日本にとってはまた頭の痛いことになりそうです。
    北朝鮮に主導権を握られたまま南北統一されることは、日本にとって(多分)最悪のシナリオのはずですから。

    > 2001年1月16日(火) 11時28分 NATO、劣化ウラン弾問題の沈静化に努力(ロイター)
    NATOのマーク・レイティ広報官によると、
    「白血病と劣化ウラン弾に因果関係がないとする科学者の発表が次々に行われている」
    「現在われわれが必要としているのは、事実と科学と冷静さだ」
    ……とのこと。
    しかし、一度広がった不安心理を消すことはかなり難しいと思いますが……。

    > 2001年1月16日(火) 10時15分 <NATO>事務総長がアルメニア入り ロシアとの綱引き始まる(毎日新聞)
    こいつはまた大それたことを(^^;)。あそこは紛争続きなのに。
    表向きは親善訪問かもしれませんが、ロシアの安全保障担当者にとっては大きな意味を持つ出来事になるでしょう。
    カフカス地方はロシアの「裏庭」ですからね。

    > 2001年1月16日(火) 1時15分 【香港】陳長官の辞任問題、立法会が背景を追及の構え ( NNA )
    何が起きているか、簡単に御説明しましょう。

    香港の行政機構を指揮していた陳方安生政務長官が12日、
    「家族と過ごす時間がほしい」として来年6月末の任期切れを待たず、今年4月末に辞任することを発表。
    香港の官民から信頼されていた人物であるだけに、その退任は惜しまれつつのものとなるでしょう。
    しかし、同氏は「董建華行政長官との良好な関係を疎遠にしようとする勢力があった」ことを認めています。
    政治姿勢が違う陳政務長官と董行政長官ですが、個人的な関係は良好だとか……。

    それで、今の香港人達の間では、
    「香港の親中派が中央政府に夜な夜な御注進に及んだのが、陳氏の気に障った」
    と言われています。

    後任人事次第では、一国二制度は開始から僅か4年で崩壊することになります。
    今まで、この精度が有効に機能していたのは、
    有能な行政官であり且つ中国とは距離を置いた政治家である陳氏の存在が大きかったのですから……。


    さて、いい加減に原稿を仕上げないとまずいよな……。

  • 2001年01月15日 21時07分30秒
    偉大なる王家の末裔達

    第1次世界大戦までオーストリア=ハンガリー帝国を率いたハプスブルク家。
    同じく、第1次世界大戦までロシアを支配していたロマノフ家。
    どちらも、19世紀までのヨーロッパ史を華やかに彩ってきた主役達です。
    しかし、第1次世界大戦によって両家は没落、その名声は過去のものとなってしまっています。

    さて、両家のその後に関するニュースが1月15日付の朝日新聞に掲載されていたので御紹介しましょう。

    ハプスブルク家は1月13日、ハンガリー在住のジョルジュ・フォン・ハプスブルク大公のアイリカ妃が
    12日に女児を出産したと発表。

    1月12日、ロシア帝位継承権者のペーラ・コンスタンチノブナ・ロマノワさんがニューヨークで死去。94歳。
    同女史はロマノフ家でロシア生まれの最後の生き残りだった。


    対照的な2つのニュースが同じ日に届いたことに、「運命」というものを感じてしまう今日この頃でした。

  • 2001年01月12日 22時24分10秒
    秋葉原でのお買い物

    本日は秋葉原でお買い物でした。
    『ONE卒業文集』計画で、どうしても表計算ソフトが必要となり、それを購入するべく出向いたのでございます。
    そのついでに、色々なものを買ってしまいました。
    結局、今回のお買い物の収支決算は以下の通り。

    【支出】 1軒目
    『スターオーシャン セカンドストーリー』のオリジナルサウンドトラック(3398)
    『ルドラの秘宝』のオリジナルサウンドトラック(2427)
    ぬいぐるみ2体(880×2)……
    トンベリとサボテンダー
    ※消費税(379)


    2軒目
    『WILD ARMS 2nd IGNITION』the Best版(2380)
    ※消費税(119)


    3軒目
    128MBメモリ(4950)
    Excel97 & Word98 & Outlook 98(4980)……未使用のサービスリリースパックを発見
    ※消費税(496)


    【収入】 1軒目
    『Combat Flight Simulator 2』売却益(4400)

    【トータル】
    16489円の支出超過


    なお、同時に知人から『Tales of Eternia』を借りています。
    実に充実した1日でした(^o^)。

    ちなみに、この買い物には法学部の後輩であるN氏が同行していたのですが、
    こちらの買い物がなかなか凄かったので余録として紹介。
    彼はいつものようにパーツ屋行脚を行い、ここで1600円ほどの部品を購入。
    これで、彼のパソコンが800MHzに強化されるそうでして、これはごく普通のお買い物となりました。
    問題はこの先。
    前出のパソコンショップからの移動中、彼はゲームショップ店頭で流されていた『高機動幻想ガンパレードマーチ』のデモを目撃。
    そのままブラックホールに導かれるように店内に移動。

    約30秒後、彼はレジで財布から4980円を取り出していました。
    本人曰く「6000円だったら躊躇っていたんだけど、5000円切っていたからつい衝動買いを……」

    これで終わっていたのなら問題は無かったのです。
    次に我々が立ち寄った秋葉原の《イエローサブマリン》というゲームショップで、
    我々はこんなものを発見。

    『試験に出る蓬莱学園』……3000円

    これは絶版になってしまったレアな本です。
    しかし、この時、財布の中を見たN氏は「これじゃ買えねえ……」とぼやいていました。
    ただ、ここでちゃっかりと『ハーレムマスター』(※)というTCGを1パック購入していたそうな(^^;)。
    その後、営団地下鉄淡路町駅に向かう途中、彼はパックを明けてカードを取り出し絶句。

    「このレアカード3枚目だ」

    帰りの電車の中で彼は「大失敗だ」だとぼやいていたトカ…………。

    私としては、彼が『ガンパレードマーチ』を無事にクリアしてくれることを期待するしかありません(^^;)。


    ※『ハーレムマスター』……18禁ゲームソフトメーカーの1つであるALICE SOFTのキャラクター達が登場するTCG。
    同社のファンなら理解できるちょっと深くて濃いユーモアが満載されている。
    「ゲーム」としても正常に楽しめる内容らしい。これもALICE SOFT関連商品ならでは、といったところか。

  • 2001年01月12日 00時19分25秒
    帰省終了後の残務整理

    年末年始に別の土地へ帰省する人間にとっては、
    帰省終了後の残務整理──年賀状の整理というものは実に大変でございます。
    私が福岡から戻って来た時、30通近い年賀状と154通の電子メールが私を待ち受けていました。
    電子メールのうち半分以上は、私が帰省中にリアルタイムで閲覧していたものなのですが、
    それでも新年の御挨拶etc.に40通近いメールが送信され、これに目を通さねばなりませんでした。

    一方、年賀状ですが、こちらのほうでは興味深いことがありました。
    私は大学在学中、政治過程論のゼミで資料集(3冊合わせて1000ページを超す力作です)の編纂に加わっていたのですが、
    この時に一緒に活動していた方々の進路が変更されていたのです。
    とある外資系金融会社に勤務していた先輩は会社を辞め、政治の世界に飛び込もうと「修行」を開始。
    また、別の通信系企業で働いていた同級生は会社を辞めて司法試験の勉強を開始。
    どちらも「自分やりたかったこと」を目指す為に、敢えて「レール」から外れる道を選んだ人達ばかりです。
    某大学法学部の卒業生は何も官僚だけじゃないんです。
    これは当然の事実なのですが、どうも世間様のイメージというのは違っているようでして……(--;)。

    え? 私?

    「教養学部時代のほうが成績が格段に良く」「在学中からレールを踏み外し続けた人間」に何を聞くんです?(苦笑)

    アンケートはまだまだ継続中。皆さんの御協力をお待ちしています。

  • 2001年01月08日 03時27分20秒
    奇妙な張り紙

    ついこの間、私の父が人間ドッグに行ってきました。
    毎年定期的に受けているわけではないらしく、色々と慣れないことがあったようです。

    さて、そんな父が人間ドッグセンターから持ち帰ってきた奇妙な張り紙を先頃発見。
    それにはこう書かれていました。

    全館禁煙のお知らせ
    この度平成13年1月1日をもちまして、全館禁煙とさせていただきます。


    ……ちょっと待て。今まで全館禁煙じゃなかったんかい(--;)。

  • 2001年01月06日 23時18分02秒
    求む回答者

    本日から、『ONE 〜輝く季節へ〜』に関する意識調査が開始されました。
    統計学上の有意性を確保するため、できる限り多くの回答者が欲しいのです。
    そういうわけで、皆様の御協力をよろしくお願いいたします。

  • 2001年01月06日 01時21分18秒
    劣化ウラン弾って何?

    とりあえずは、こちらの記事を御覧下さい。

    > 2001年1月5日(金) 11時30分 <劣化ウラン弾>直接的な関連は見当たらずと否定 米国防総省(毎日新聞)
     【ワシントン4日布施広】ベーコン米国防総省報道官は4日、NATO軍兵士に「バルカン症候群」と呼ばれる健康被害が相次いでいる問題で、米軍が使用した劣化ウラン弾との直接的な関連は見当たらないとの見解を示した。またバルカン地域に駐留する米兵には、そうした健康被害は出ていないと述べ、同弾の使用停止を求めるイタリアなどの要請に対しても「検討する理由がない」と強い態度で退けた。

    で、ここで槍玉に挙げられているのが劣化ウラン。
    これは原子炉等に使う為に天然のウランを濃縮した際、あまり滓として捨てられたものを指します(減損ウラン)。
    半減期は45億年、重さは同体積の鉛の7倍、お値段は1トン1ドルという物凄い代物でございます。
    軍では弾頭の貫通体や戦車装甲に、
    民間では飛行機の飛行制御用部品(単なるおもり、現在はタングステンで代用されている)に使われています。

    実を言いますと、劣化ウランによる健康問題・環境汚染が取り上げられたのは今回が最初ではありません。
    1991年の湾岸戦争でも、劣化ウラン弾の放射能汚染が問題にされていました。

    でも、なかなか表に出てこないですよね、この問題って……。
    問題の存在は前から知っていたのですが、日本では誰も取り上げようとしない……。
    ……て言うか、反核団体が山ほどあるはずなのに、劣化ウランの事を問題にしようとする
    団体が思っていた以上に少ないことに逆に驚いてしまう始末(苦笑)。
    専門資料が欲しい方はこちらへどうぞ。

  • 2001年01月04日 00時04分23秒
    本当におめでたい……のか?

    新年明けましておめでとうございます。
    どうか今年も良い1年でありますように……。

    と願いをかけたのは良いのですが、
    今年の年末年始は色々と大変でした。
    私自身の話に限れば、父のパソコン(VAIO)が『Combat Flight Simulator 2』のせいで致命的なエラーを起こし、
    Windows2000を2回もインストールしなおさなければならない羽目に……。
    上述のソフトはWindows2000に対応しているとパッケージにも書かれていたのにこのざまって一体……?

    正月番組についてはあまり記憶にありません。殆ど見ていませんし。
    何とか覚えているのは、
    料理人の神田川俊郎さんがはげになっているのをこの目で見届けたことと、
    私と同期に同じ大学を卒業したモデルR・K女史が思っていたほど頭が良くなかった(?)ことと、
    母親が2日の午前中に「え〜、棄権したの〜!?」とテレビの前で大声をあげていたことぐらい。

    各項目がどの番組に対応しているか……大体見当はつきますね?

    さて、正月三が日も世界は結構騒々しかったようです。
    「21世紀こそは平和な時代を……」と願う人々の期待を裏切るかのように……。
    とりあえず、私がネットで集めたニュースを簡潔に御紹介。

    > <自殺>落語家の桂三木助さん 自宅で首つり(毎日新聞)
    自殺の動機など続報は何も入っておりません。

    > <交通事故>箱根駅伝の監察車に乗用車が追突 東京・品川(毎日新聞)
    波乱続きのレースだったらしい(私は見ていない)箱根駅伝ですが、
    レースとは関係無い場所でも「波乱」を起こしてしまったようです(--;)。

    > <味の素>イスラム教で禁じられた豚肉の成分使い、製品回収騒ぎ(毎日新聞)
    これはインドネシアでの話。

    > <ナスダック>大幅下落し1年10カ月ぶり安値に NY年明け(毎日新聞)
    下落率は7.2%。
    新年早々不吉な動きですが、
    私はそんなことよりも2日から早速動いているニューヨークの投資家達の勤労ぶりにびっくり(^^;)。

    > <イラク大統領>脳内出血で倒れ病院に、とアラビア語紙報道(毎日新聞)
    中東和平の先行きが不安な今、このニュースは大きな波紋を広げることになるかもしれません。

    ><NHK紅白歌合戦>視聴率は前半、後半とも前回を下回る(毎日新聞)
    私はWindows2000の再インストール作業が忙しく、それどころじゃありませんでした。

    > <中東情勢>イスラエルで爆弾テロ、50人以上負傷(毎日新聞)
    死者が出なかったのが不幸中の幸いとはいえ、新年早々不吉な展開。

    それにしても、今度の年末年始は、例年に無く血生臭い事件が多かったような気がしますね……。



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