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2001年06月25日01時25分32秒政界ドラマ『再編』・第2話感想文
 現在、私の横ではNHKが都議会議員選挙の特集を組んでいます。
 2001年6月24日に行われた今回の選挙ですが、投票率は無事50%を超えました。
 これで喜ばなければならない辺りが、日本の民主主義の未熟さを示しているような気がしますが、それはおいといて。
 夏の参議院選挙を占う今回の選挙でしたが、結局は
 
 ●自民党が票を伸ばした
 ●民主党もそれなりに票を伸ばしたけど期待していたよりも低かった
 ●負けたのは共産党と社民党
 
 ……といったところでしょうか。
 結局、小泉さん人気が全てを語っているような選挙でした。
 それにしても、一時期は「首都東京でトップになれるか?」とまで言われていた
 共産党の人気が見事なまでに落ち込んでいます。
 所詮、無党派の支えていた一過性のブームに過ぎなかったというわけでしょうか。
 
 しかし、今度の参議院選挙でも小泉旋風が吹き荒れるかというと、ちょっと分かりません。
 当の小泉人気を支えている外務大臣が大ヘマをやらかしてしまったらしいので。
 今回は、自民党外交族のドンにして北方領土二島返還論者である鈴木宗男さんと外交委員会でやりやった後、
 外交委員長に対して「鈴木氏の質問時間を短くしろ」と圧力をかけたというもの。
 「ガゼネタ」の疑惑が拭い去れないミサイル防衛構想関連の発言とは異なり、こっちは明白な事実のようです。
 官房長官の注意を受けて外務大臣は陳謝したのですが、これで収まるかどうかは微妙。
 野党の中からは「外務大臣の不信任案を提出してはどうか」という声まで上がる始末。
 首相と防衛庁長官がいつまで外務大臣を支え続けられるのか、気になるところです。
 
 でも、今の外務大臣って、首相が小泉さんじゃなかったらとっくの昔に首が飛んでもおかしくないよなあ。
 実際の仕事内容は悪くなくても、あちこちでトラブルを連発しているし……。
 
 
 追記:実は選挙よりも気になったニュースが1つ。
 
 2001年6月24日(日) 20時30分 <京福電鉄事故>急行と普通電車が正面衝突 25人が重軽傷負う(毎日新聞)
 
 ここの鉄道会社、昨年暮に死亡事故を起こしたばかりなのに……。
 本当に大丈夫なのかとても不安……。
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