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2002年4月28日 00時01分30秒
10万個のポスト
ゴールデンウィークっていいねえ……(謎)
そう言えば、小泉さんが首相になってからもう1年経つんですよね。
前任者の迷走振りと放言振りを大変楽しませてもらったあと、国民からの期待を一身に背負っての登板。 小泉さんが起用した外務大臣の引き起こした諸々の騒動とか、アメリカで発生したテロ事件とか、 狂牛病の問題とか色々ありましたけど、結局1年間をなんとか乗り切ることに成功したようです。
ですが、内閣支持率は全盛期の約半分──それでも40%台の支持を得ているのだから上出来というべきだが──ですし、
国民の構造改革に対する期待も若干冷めたものになりつつあります。
4月26日に提出された「郵政公社法案」「信書便法案」という2つの法律は、
そんな右肩下がりな状態が続く小泉さんにとっては、支持率と政治力を回復する切り札になるなるはず……でした。 しかし、法案提出後の周囲の様子を眺めるに、期待通りの効果が得られるのかどうか若干疑問に思えて来ました。 自民党のみならず与野党の郵政族にとっては「民間に対して少しでも門戸を広げるのはまずい」という立場で反対するようです。 これだけならまだ良かった──想定される範囲内の反対だったのですが、 民間から郵便事業に参入する会社の中では最大のものと思われていたヤマト運輸もそっぽを向くからちょっと大変。 ヤマト運輸社長の有富慶二さんによると、事業の許可制という部分がどうも気に入らなかったようです。
個人的には、あの法案には「許可制云々以前の問題だろ」と突っ込みを入れたくなる点があるんです。
10万個のポストとか10万個のポストとか10万個のポストとか(爆)
本気で10万個のポストを置かせるとなったら、初期投資に一体いくらの金が掛かるんでしょう? 何というか、「コンビニエンスストア」という便利な代物はどこへいった……?
今回の法案は「審議時間切れで継続審議行きになるだろうな」と思っています。
問題は「その時に小泉さんが何をするか」なんですが……うーん…………総選挙やってしまうのかねえ……。
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