巻頭言あれこれ
前回『Elegy II』のサポートサイトでは、巻頭言はサポートサイト「裏」管理人自身の手で書いた1作品だけでした。ですが、今回は皆様から巻頭言の公募を行い、日替わりで巻頭言を載せていくという採用することになりました。最初は「巻頭言なんて集まるのか」と不安に感じる部分もありましたが、こんなサポートサイト管理人の気紛れな(?)趣味に数多くの方の御協力を頂きまして、大変感謝致しております。
当初の予定では、企画終了時まで巻頭言の過去ログは掲載しない予定だった──管理人が忙しくなるという理由で過去ログ編集を見合わせていたのですが、各方面から熱烈なリクエストを頂きましたので、企画中ではありますが、巻頭言の過去ログ公開に踏み切ることに致しました。
そして、本題はここから。
皆様から頂いた巻頭言の数々ですが、企画終了後にお蔵入りのまま放置するのはもったいない。
そんなわけで、前々からの告知通り「巻頭言への人気投票」を行いたいと思います。
詳細は以下の通り。
(1)投票資格を持つのはGM/PLとして参加された人全員。
(2)投票は1人につき1回だけ。2回以上の投票が行われた場合には、最初の投票のみを有効と判断する。
(3)投票者は、下に示す合計56個の巻頭言の中から、「最も良かった物」1個と「良かった物」5個を選んでもらう。
(4)投票はサポートサイト管理人へのメールで行う。投票時には、(3)で選んだ計6個の巻頭言の番号をメールに記載すること。メールの送信を以って投票とする。
(5)集められた票は「最も良かった物」は2票、「良かった物」は1票として集計される。そして、得票数の多かった上位6個の巻頭言と、7位〜12位までに入った巻頭言6個の中からサポートサイト管理人が選んだ巻頭言1個の合計7個が、以降の「日替わり巻頭言」としてindexページに掲載される。なお、巻頭言は曜日によって変わる予定。
(6)投票受け付け期間は12月16日午後11時59分まで。
(7)なお、集計の公正を期する(あと選ぶのが大変/爆)という理由で、サポートサイト管理人は投票権を行使しない。
以下が、投票対象となる56個の巻頭言です。
#01
ちっ……無傷でいるからっていい気になってんじゃないよ。
……殺し合いには相応のリスクがあることを教えてやる。
──バーネット=L・クルサード
#02
生きる為には何かもが必要だ。例え屍でもだ。俺はそう生きてきた。
だが、お前はもっと世界を見て生きる場所と安らげる場所を探せ。
──鴉が眠る地を探すある人物に向けた言葉
#03
国の為に戦えとは言わん。言われてもピンとこないだろうからな。
だから、家族や友人達を守る為に戦え! その方が力入るだろ?
──グレイアス
#04
……あたしは触ると痛いぞ?
──バーネット=L・クルサード
#05
戦争に正義なんて無いんですよ…
何かを信じて、何かを想って、それを守るために戦うんじゃないですか?
まあ、もう後には引けませんけど。
──御剣叢雲
#06
「喜び」と「悲しみ」は生きる為に必要な感情。
どちらかだけでは人は「幸せ」を見つけられない。
なのに、みんな忘れている。
──パンドラ、1249年モンレッド集落にて
#07
「内憂外患」とは、実に上手い表現だと思いませんか?
──エヴェリーナ・ミュンスター
#08
神とは、人に道を示す者・・・
人とは、神の意に反して動く者・・・
──クレアクライシス将軍 結城小夜
#09
戦場は人生の縮図です。そして人生とは戦です。
戦場は特別ではありません。只、あり得た人生があるだけ。
だから、戦場では様々な人生を探せます。
飛び交うあらゆる可能性に惹かれて、人は戦場に集うのでしょう。
──1251年末「パンドラ」クレアの森の中で
#10
・・・人には同じような危険な行き過ぎが二つあります。
理性を直ちに否定すること・・・。
そして、理性の他には何も認めないこと・・・。
──ソフィア・マドリガーレ
#11
生きることとは、ただ長い生を送ることではない。
自分だけの道を歩むことだ。
それが出来ねば、たとえ何年生きようと屍と変わらぬ……。
──「沈黙将軍語録」より抜粋
#12
「敵と戦う事を恐れてはいけません。敵を倒す事を恐れてはいけません」
よく聞く言葉です。
では、敵とは何ですか?
──パンドラ
#13
死ぬのを恐れなきゃ。
死ぬのが恐くないヤツは、一番最初に手柄をあげ、一番最初に死ぬ。
それじゃ意味ないでしょ?
──アリサ・ハウンド・フォックスバット
#14
この血塗れの手が、普段は嬢ちゃんらの頭撫でたりしよるたぁー
敵さん思いもよらんかろうなあ・・・。
──空翔三郎
#15
昨日人が死んだ。今日もまた。明日も死んでいくだろう。戦争なのだから。
せめて無駄死では無いと信じたい。
だが、私にはその資格は無い。
──パンドラ「嘆き」
#16
なあ、最後まで勇敢に戦って死ぬのと、
少しだけ臆病に戦って生き残るのとでは、
どっちがいいと思う?
──とあるラグライナ帝国軍兵士の言葉
#17
俺はあいつらを許さん。
一人残らず八つ裂きにしてその血でここを染めてやる!
…仇は取るぞ、友よ…
──折れた剣の前で、或る兵士の叫び
#18
私たちが「正義」だと無闇に信じてはいけません。
信じる事は力ですが、盲信は暴走を起こします。
私たちは唯の一国家、一部隊、一個人として戦場に出撃し、同じく出撃してきた敵と戦う……
「軍人」としては、それだけでいいのです。
──パンドラ、1253年シチル・決戦前夜
#19
なぁ…俺がこの戦いで死んだら、どれだけの人が涙を流してくれるんだろうな?
──とあるクレアムーン兵の言葉
#20
よしてくれ…坊主の顔なんざ見たくねぇ……。
最期くらい…娘の……顔が……見てぇ…………。
──父であり兵士であった者
#21
〜おいらの家は、大軍に踏まれて壊れたさ〜
〜私の住む森は、焼け落ちてしまいました〜
〜僕の親は、流れてきた矢に当り死にました〜
〜全く、良い迷惑だよ〜
──大陸の動物達より
#22
一人殺せば夢を見る。
二人殺せば覚悟が決まる。
三人殺せば心が消える。
四人殺したその先に、朱に染まりし英雄が立つ…
──鬼哭の里に伝わる伝承歌
#23
戦場はいいな……壷もタライも飛んでこない……(滅殺)
──エアード・ブルーマスター
#24
私の得意技はですねえ、死ねと言ったその口で命の重さを諭すことです。
──帝国第三騎士団副官アレクシス・フォン・カイテル
#25
ほんの少し…歴史に隠し味を添えさせていただきますか…
──帝都厨房より
#26
死神としか共に歩めぬ不器用者。
人はそれを、武人と呼ぶ。
──「沈黙将軍語録」より抜粋
#27
僕の四肢は、神に捧げたのさ。
──アオヌマシズマ
#28
「神様」が兵士や食料や武器を用意してくれたことってあるんですか?
──クリスティナ・ウェイクロフ
#29
・・・・・・・・・・・・【寄らば・・・踏む!】
──フガク
#30
将兵は突き詰めれば駒に過ぎない。これは自明である。
こう書くと疑問や反駁が出ようが。
・・・だが忘れてはならないのは、将兵が歩であり、将軍は王ではない。飛車角であるのだ。
──千騎長位拝命 クレアムーン武将 永倉光成の手記より
#31
毒を用いて殺めるは外道、血に狂いて殺めるもまた外道……。
我等は殺める者なれど外道にあらず、故に業と刃で殺めるこそが水薙の血也。
――水薙家家訓の一部
#32
はぁ…執務室の机と椅子が恋しい…。
――戦う内政官の呟き
#33
戦略とは難しいもの。
愚者が知将を気取り、知将が愚行を好む。
故に、戦場では常に先が見えぬ。
──旧き時代の戦略家の言葉
#34
誰だって殺すし殺される。
だけど、その死が意味あるものかどうかは……結局自分達には解らんのさ。
──バーネット=L・クルサード
#35
勝ち残るコツ? そんなの簡単さ。
「相手の攻撃を交わして、自分の攻撃を当てる」。
嘘だと思うならやってみな。
──グレイアス
#36
「殺した方が後腐れ無い」と知人が言っていた。
「殺す覚悟は必要だろう。迷わない為には」と友人が言う。
「ただ『殺す』ことを忌避するのはいけないだろう。
戦うと言うことは殺すこととも言える」師にそう聞いた。
それでも殺したくない。
しかし、殺さねばならぬ時があるだろう。
此処は戦場なのだから
──パンドラ
#37
一つ斬っては父のため〜♪
二つ斬っては母のため〜♪
三つ斬ったら爺ちゃんと〜♪
四つ斬ったら婆ちゃんが〜♪
五つ斬ったら前線で〜♪
六つ斬ったら大はしゃぎ〜♪
七つ斬ったら全員で〜♪
八つ斬ったら特攻だ♪ おー♪
――戦場数え歌(LIVE Ver./作詞・作曲:御剣叢雲)
#38
内憂なくして滅びる国はない。
故に、国が滅びるということは内に問題を抱えていたという証明に他ならない。
――旧き時代の為政者の言葉
#39
「即座に殺すのは非道いけど、じわじわと殺すのなら非道くない。
殺すのは非人道的だけど、死ぬか廃人になるまで犯すのなら人道的。
自分達から奪うのはいけない事、犯すのも、殺すのも、支配して縛りつけるのもいけない事。
だけど、自分達が自由気侭に奪って、殺して、犯すのはいい事」……
…………虫唾が走る理屈だな……反吐が出る。
――ウァール・グレアウェムト
#40
戦いってのは、負けに見えてる方が面白いもんさ。
なんたって引っくり返す楽しみがある。
――グレイアス
#41
人は・・・戦場でしか・・・野生と本能を発揮できないの・・・。
――アリサ・ハウンド・フォックスバット
#42
戦場には貴族も平民も存在しない。
存在するのは、命令を下すもの……
そして命令を下されるものだけだ。
──「沈黙将軍語録」より抜粋
#43
生と死ってのは互いに等しいものだし尊いものだよ。
問題は自分のそれが、他人のそれより価値あるものかが大事なのさね。
──バーネット=L・クルサード
#44
「戦場にて『雑兵』になり
戦いの中で『戦士』となる。
恐怖を乗り越え『勇者』になり
軍勢を率いて『英雄』となる。
『目的』を忘れて『暗者』になり
『殺戮』を覚えて『狂者』となる」
故郷に伝わり謡われし「伝承歌」、敢えて今一つを加えよう。
「『自分』亡くして『亡者』となりて
『心』失いて『怨霊』と化す」
――氷月(隠密モード)
#45
もうすぐ戦争が終わりそうなんだよなあ……
そうなるとお役御免なんだよなあ……
いざとなったら戦争を作ってやるか……
――とある武器商人のぼやき
#46
力には技、技には魔法、魔法には力なんだって。
だから一芸に秀でるだけじゃダメなんだよ。
──コマ・スペルンギルド
#47
エアードさん・・・ああ・・・その美しい首筋の鎖骨のラインが・・・・・あれ? 鼻血が・・・・(汗
──匿名希望
#48
我らには人も物も足らず、私には『武』すらない。
されど、『志』だけは曲げず。
――とある村人の言葉
#49
2号…俺の屍を越えていけ…。
――女難1号
#50
自分の価値は自分で決めるものではないと言うけれど
あなたは他人の価値を決めれるほどの価値があります?
――ファミリア=スティーヌ
#51
兵士が駒だったら戦争なんてできませんよ。
戦争は人間がいないと戦争にならないんです。
第一、自分の口から出た一言で死んでいく人を尊敬しないで誰を尊敬すればいいんですか?
――御剣叢雲
#52
やっぱり、世の中は戦乱がデフォルトなんでしょうね。
平和な世の中って異常なのかもしれません。
でも、私は異常であっても平和な世界にあこがれます。
――アリサ・ハウンド・フォックスバット
#53
……人の死なんて、予想以上に呆気ないものさ。
──バーネット=L・クルサード
#54
………………もはや、語るまい。
――今を生きる戦略家の、最後の言葉
#55
……戦争で手加減などしてどうする?
――羅将門 計杜
#56
私、もう巫女の資格ないんですよね……。
――某巫女の呟き
というわけで、皆様の御協力をお願い致します。