闇医者の妹
アザゼル+鴉
宮廷内を不自然な格好で歩く女性?が居た。
何故不自然な格好か?
頭にスッポリと黒い雄ヤギの仮面(口元は開いている)をかぶり、白衣を着ているからだ。
「(何処かに実験に適した男は居ないのだろうか.......)」
そんな少し危ない事を考えている女性?の名前はティリシア・アザゼル。
そう、名前からしてあの自称闇医者の妹なのだ。
ちなみにアザゼルの本名はグリード・アザゼルである。
そんな彼女の目の前に何かから逃げている男性の姿が......
「カイザーーーーーーーーーー!」
「いやああああああああああああああああ!」
カイザーと呼ばれ逃げている男性の後ろには怒りに満ちた女性、風華が追い掛けていた。
まあ、ここらへん正直、ネタが見つからなかったからカイザーの余計な不満と心配が満ちた日記を風華が見つけて切れた。
内容はご想像に御任せします。
( ̄ー ̄)
明らかにティリシアが笑った。
カイザーが自分の横を通りすぎた瞬間。
「あ、アザゼルが美雪さんを襲っている...(ぼそ)」
キキキキキキキィィィィィィィィィィィィィィ!
風華が急に止まった為煙が出る。
「何処ですの!?」
「あっち」
ティリシアが風華の問いに適当に答え指を指す。
「ありがとうですのぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜! 美雪さん今行きま〜〜〜〜〜〜〜す!」
風華が豪速急で指を指した方向に向かう。
「フッ.....案外、単純思考かもな.....」
そしてカイザーの後を追った。
「フー! フー! フー! フー! フー! フー!」
カイザーは滝のような汗を出して木の木陰で休んでいた。
「ふむ。体力には問題は無いようだな」
ビクゥ!
「あ、アンタ誰や!」
カイザーがティリシアに驚き警戒する。
「安心しろ。お前を追いかけていた女性は適当にあしらったよ」
カイザーは見た目はかなり怪しいが取り敢えず風華と言う危機から逃がしてくれた。
そう言った意味で緊張の糸を解す。
ぷす。
カイザーがティリシアから目を離したら首に何か刺された。
「あ、あんたなに刺したんや!?」
「クスクスクスクスクス.....ただの媚薬だ。クソ医者の所から持って来た物だがな」
「クソ医者...? まさかアザゼルかっ!? なら、アンタ一体!?」
「一応、あのクソ医者の妹だ。まあ、クソ医者の事だ。持って行くのは自由だろう」
カイザーは以前、アザゼルが起こした事件を耳にしていた。
まさか今度はその妹が自分を狙ってくるなんて思わなかっただろうが......
「なんでわいやねん!」
「なあに。体力、体格、まだこれぐらいしか解かって無いが惹かれた」
「は?」
カイザーはティリシアが言った単語が耳元で止まった。
「私にとって理想の男だと言ってるんだよ」
「煤i´Д`;」
「さてと.....」
「な、なにするねん!」
ティリシアがカイザーの着ていた物を脱がし始めた。
カイザーが抵抗するも....
「ブバッ!」
カイザーの多量の鼻血。
理由はティリシアがわざと胸の谷間を見せたのだ。
しかも、体つきに似合わないナイスボディ。
所詮、カイザー君も男なのだ。
「これじゃあ満足しないか?」
「ぬがああああああああああああ!」
更に鼻血が出る。
ティリシアが脱いだ(下着のみになったから+仮面付き)
下着の色は純白の白♪(爆)
「さてと......随分と勃起したな」
注意:この兄妹は何でも平気に口にします。
まだ、下は脱がしていない為カイザーが興奮して股間部分が膨らんでいるのが解かる。
「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
一際大きい叫び声。
「普通に止めて!」
カイザーの悲願。
「い・や・だ」
ティリシアの色っぽい声に嫌々興奮してしまう。
下も脱がそうとするティリシアの手がふと止まる。
「おい、クソ医者」
声を荒げる。
切れている?
「ぬっ! 流石我が妹! 私の存在をっぉぉぉぉ!?」
アザゼルが木の陰からティリシアの行為を見ていた。が
奇襲のドロップキック。
なお、ティリシアは今だ下着姿。
「人のを見やがって.......殺ス!」
ティリシアの一番嫌いな事はアザゼルに下着姿を見られる事。
それなら着ろっちゅうねん!と突っ込む作者......
仮面をティリシアが取る。
「はぅわぁ!」
カイザーが更に興奮する。
理由は仮面の中に収容していたロングのブロンドの髪が見えたから。
しかも仮面を盾のように持って武器にしていたりする......
「ぐは!」
殴る。
「うごぉ!」
持ち上げて叩き付け。
「ぐべらっつ!」
反対に持って一本背負い。
「あ〜〜〜れ〜〜〜〜〜〜ごふっ!」
更に持ち上げて投げる。
こちらを向いた時のティリシアの顔が....
『ス、ストライクゾーン......ガク』
とカイザー君は語り気絶する。
ハッ!
ふとカイザーが眼を覚ますと目の前に風華が居て何故か目がすわっていた。
なお、ちゃんと服は着てます。
「美雪さんまでをも利用して私から逃げたかったのですか?」
「へ!? な、何の事や!?」
美雪さんまでをも利用って.....
カイザーには全く心当たりが無かった。
「とぼけるなぁ!」
『その表情は誰でも逃げたくなる様でした.....』
カイザー君談。
「さっきティリシアと言う人が全てカイザーの指示だそうですっ!」
「煤i´Д`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;」
何でーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?
とカイザー君は心の中で叫んだ。
そして、カイザー君は次の日ギブスで覆われていた。
「ふむ。体はそれなりに頑丈だな.....夜這いする時が楽しみだ....」
理由はこれだったらしい(笑い)
|