将軍就任【キャラ紹介】
キロール・シャルンホスト
今から3ヶ月前のこと・・・
一人の軍政官が執務席の前を考え込みながら行ったり来たりしている。
何かを真剣に考えるときの彼の癖なのだろう・・・。
とある軍人の経歴が書かれた書類に時折目をやっては嘆息する。
「まったく・・・・困った物だ」
そう呟いて、再度書類に目を通した。
姓名:キロール・シャルンホスト
所属:共和国8歩兵部隊長
年齢:33
性別:男
軍歴
年齢17で歩兵として入隊。20歳時に当時の上官に見込まれ士官学校に編入する。
士官学校卒業後には、順当に功績を重ね29歳時に、また入隊15年目の32歳時にも
将軍職にという辞令を蹴り、現在も歩兵部隊長職にある。
備考
祖父の代に帝国から共和国に移住してきた。
だが、帝国に対して何かしらの政治的思惑はないと調査の結果が出ている。
感情を表に出さず、だが、常に前線に向かう勇猛な部隊指揮官と言える。
ただ、一部の将兵を除いて人望はあまりない。
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読み終えた書類を机に置き、軍政官は再び嘆息する。
「・・・・一人でも将軍職が欲しいのだ・・・・・諦めるまで粘るしかないな・・・」
その思いが通じてか、1ヵ月後にキロール・シャルンホスト歩兵部隊長は
キロール・シャルンホスト将軍となった・・・・
何故、将軍職を拒んでいた男が将軍になったのかは不明だが
少なくとも、軍政官はおのれの仕事を果たしたのだった・・・・・
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