無謀な奴ら 御剣 叢雲 「残り何人?」 「205人だね…もう後は無いよ」 「うん、じゃあやっぱり帝都行こっか」 「……はぁ?」 予想だにしなかった叢雲の軽い一言に緋和は開いた口が塞がらなかった。 「とゆ〜わけで今から帝都まで攻め込むんだけど、『ヤダ』って人は抜けていいからね。それから…」 ――みんなに死んでくれと言ってる私を許してください。