序章
パンドラ
・・・・・・・・もう疲れていた、目的も生きる事以外無かった。
・・・・・・・・・・眠る場所を求めて旅をしていたのかも知れない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・が、それほど単純ではすまなかった。
―――――1246年 第5周期―――――
アレシア大陸に辿り着いた。
取りあえずの目的地は決まったので、そこに向かう。
・・・・・・・・・・・・・・・この旅が無駄で無ければ良いのだが。
――――― 同年 第10周期―――――
帝都ラグライナに入る。
やたらきな臭い。・・・・・・・・・まあ、関係ない。
路銀が無い。稼いでる暇も体力も気力も無い。
廃墟に宿を取る。何処だって眠れるが野宿は目立つ。
何となく戦争の足音を感じちょっと零す。
―――――1247年 第1周期―――――
共和国を見て回る。
ただ、ぶらぶらと彷徨く・・・・・時間は無いので急ぎながら
城塞都市ガイ・アヴェリを出てクレア方面に向かう。
途中厄介事に巻き込まれる。・・・・・・・いつもの事だ。
――――― 同年 第2周期―――――
厄介事が尾を引く。その内に***が目覚める。
端から見るとアホな逃走者に見える。ほぼ当たっている。
途中、ちょっとした出会いを体験。詳しくは別記。
楽しさの余り同居を承諾。しばらく行動を共にする。
久々に演技以外で微笑む、別人格も起動・・・・・・
少し別の生き方を模索した。
その後も長々と遊び続ける。楽しかった。
楽しみながら生きる余裕も出来てきた。
―――――1249年 第5周期―――――
名残惜しいが旅に出る。
この恩は忘れてはならない。
楽しみながら旅を続ける余裕を取り戻せた。
・・・・・・・・・・が、時間を消費したのも事実。
早急に眠る場所を探して旅を再開。
―――――1250年 第4周期―――――
リュッカ→鬼哭の里と旅を続け、シチルに至った。
色々やっている為、旅が遅くなっている。
急いでまわってクレアに向かおう。
旅に占める観光の割合が増えてきている。
―――――1250年 第9周期
クレアに入る。結構いい街だ。
これから先は補給がしづらい事が予想される。
保存食と消耗品を大量に買い込む。
良い手甲と革鎧、スローイングダガーを発見。
購入する。路銀が尽きる。
時間がない、明日にでも街を離れる事を決める。
・・・・・・・・・・・一夜明けて
知人と再会する。話が弾む。
クレアの将軍である事を聞く。思わずからかう。
共に闘わないかと誘われる。しばし迷う。
結局ついて行く。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうしてクレア軍に入った。
・・・・・・・・・・・・・・・・気心知れた仲間も増えていった。
・・・・・・・・・・・後は、戦うのみ。寝場所探しはそれから
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