裸足の2人を、笑えるものなら笑え(iii)
アオヌマシズマ
〜モンレッド編(もうネタねーよ。の巻)〜
激しい乱戦模様を呈するモンレッド戦線。
最中、シズマ達は何を思うか・・・
シズマ 「イマイチ攻め切れない感じだね。
スケキヨ「くく・・・ふふふ。ふはははは。
素晴らしい、素晴らしいぞ。
戦争だ、これこそ戦争だ!
殺せ。もっと殺せ。殺して殺して殺しまくれっ
見よ、あの光景を。
まさにハンバーガー・ヒル(死肉の丘)じゃないか!?
あーーはっはっはっは!!
シズマ 「誰だよテメー【回し蹴り】
スケキヨ「うぐふっ!【顔面にHIT】
シズマ 「戦争狂気取りか? 屑め。
君はどこまで行っても所詮ノーマルだ。
チンピラは身分相応の振る舞いしてりゃいいんだ。
ダメな奴はダメなんだよ。
自覚を持て、目を逸らすなよ?
他の誰でもない、これはお前自身の『現実』だ。
そもそも客観的視点すら持てない愚図に進歩あると思うか?
僕が気付いてないとでも思ったか?
君の醸し出す『周りと自分は違う』その根拠無きめでたい思い込み…
早々に棄てる事をオススメする。
では聞くが、君は『周りの下らない人間』とやらと、どこが違うんだ?
証拠を見せてください。ほらほら。言えないだろ?
当たり前だ。無いんだからな、そんなもん。
証拠無き者は、犬人間として狩られる側に回ってもらいます。
犬と言えば・・・周りの人間が犬を甘やかして言いなりになると
自分を群のボスだと勘違いする様になるよな。
学校で苛められていて、威張れる相手は身内だけ。
君を見ているとそんな印象ばかりが沸いてくる。
何故、こんな貧相なオトコを、帝国は僕の副官として遣したのか?
理解に苦しむ。
スケキヨ「・・・ちょっとお茶目してみただけじゃないスか。
なんでそこまでクソミソに貶されなきゃならねーんだよ
シズマ 「別に。暇だから。
戦況に進展、ないんだもん。
つづく
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