少尉。君の名前は恥を晒す為にあるのかね?(i)

アオヌマシズマ

  −−−死闘!!(にはなるかどーかは知らんが)ルーン編−−−


前回までのあらすじ



共和国との戦闘・・・
特に、モンレッドにおいての其は何の旨味もない。
本戦会場の脇のドブ浚いの様なもんさ。

〜 アオヌマシズマ 〜
   巻頭言風に。



再びモンレッドへ向かった第十七部隊・プッシィフット。
だが、そこに指揮官である筈のシズマの姿は無かった。
軍の全てをスケキヨに押し付け、キリグアイで豪遊していたから。


情景:再びキリグアイにて


スケキヨ「・・・・・・
シズマ 「・・・・・・
スケキヨ「・・・・・・
シズマ 「何故君がここに居る?
スケキヨ「モンレッドより帰還したからであります。
シズマ 「死ぬか? 僕が聞いてんのはそんな事じゃねーよ。
スケキヨ「もとい・・・反乱軍の出現により、クレア方面の戦況が悪化。
     急遽、プッシィフットが援軍に向かう事になったんスよ。
シズマ 「知ってるよ。バカが。
スケキヨ「(なら聞くなよ) 
シズマ 「早速出立だ。
     港町ルーン・・・だったな。
スケキヨ「あれ。シズマさん来るんすか。
シズマ 「仕方ないだろ。
     戦況が膠着状態ならともかく・・・今回は君にゃ荷が重い。
     せいぜい楽しませてくれよ。
スケキヨ「・・・ふ。短い天下だったぜ。
シズマ 「君の器だよ。あきらめな。

               ・
               ・
               ・
        プッシィフット、ルーンへ発つ。

「ルーンには確か、ソフィアが居たっけ・・・
 ま、顔出してみるか」



−−−アオヌマシズマは、笑わない。

つづく

(2002.10.06)


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