2001年2月の図書館長日誌



サロニア私立図書館・玄関へ戻る日誌収蔵室で過去の記録を閲覧する



  • 2001年02月24日01時10分17秒
    更新記録未掲載の修正

    『俺の屍を越えてゆけ』『高機動幻想ガンパレード・マーチ』の記事をHPに掲載中の皆様へ。
    製作元であるアルファシステムのHPアドレスが
    http://www.alfasystem.co.jp/
    から
    http://www.alfasystem.net/
    に修正されています。御注意下さい。

    その修正作業のついでにこんなものを発見。
    いやあ、奥が深い会社だ(^^;)。

  • 2001年02月21日11時40分20秒
    修正

    C.Fさんからの情報提供。
    SSってSide StoryとかShort Storyとか言うらしいです。
    「二次創作」という日本語にとらわれ過ぎていたようですね。
    御協力、感謝。

  • 2001年02月20日19時37分35秒
    名門ゲームメーカーの「凋落」?

    「2ちゃんねる」という巨大掲示板サイトの中に、Leaf・Keyの両社をテーマにした掲示板が設置されています。
    今、この掲示板の中で、ある情報が大きな混乱を引き起こしています。

    問題の情報の正体はLeaf関係者(社員など)だけが立ち入りできる秘密掲示板の過去ログ
    これが外部に流出し、2ちゃんねる上で公開されてしまったのです。
    機密情報の流出そのものも結構な大事なのですが、
    掲示板の中で赤裸々に公開されていたLeaf社内の人間関係が大きな騒ぎを引き起こしています。
    書かれていた情報が正しいとするならば、
    過去にLeafで傑作を生み出してきたスタッフの多くがLeafを退社してしまい、
    同社の東京支社が分離・独立する可能性が高いということになります。
    関係者の間では「2・14事件」という名前で呼ばれている今回の機密情報漏洩ですが、
    問題となっている掲示板過去ログ(一部では「552文書」と呼ばれている)が偽物である可能性は否定できません。
    しかし、2ちゃんねるに出入りしている人々の間では、「問題の過去ログは本物だろう」とされており、
    「名門ギャルゲーメーカーだったLeafの崩壊も近いのではないか」と噂されています。
    この間発表された『誰彼』の評判があまり分からないので、本当に凋落傾向にあるのかどうかは分からないのですが……。

    実は、同じ掲示板の上では、Studio Mebiusが発表する新作『SNOW』を巡り、
    別の問題が取り沙汰されています。
    裏付けに乏しい情報なのでここでは明言しませんが、この情報が事実だったとすると、
    Leafのお家騒動以上のインパクトをパソコンゲーマー達に与えることになりそうです。
    ……まあ、私には実害は無いからどうでも良いのですが(^^;)。
    でも、こちらの話は、以前、ここの中で、
    (別の角度から取り上げた話だったとはいえ)チラッと書いてしまったような気が……(--;;)。


    おまけ:
    今日気付いた馬鹿な話。
    偶然目撃したTVアニメ『最遊記』(テレビ東京系)のオープニングでこんなテロップを発見。

    音楽  桜庭 統

    この情報はオフィシャルサイトで確認済み。
    ちと気付くの遅過ぎたか……ちっ。

  • 2001年02月19日22時47分18秒(本日2回目)
    「不死鳥」は「不死身」ならず

    前回のコラムをアップしてから10時間も経っていませんが、かなり厄介なニュースが飛び込んで来たので御紹介。

    今回の主役となるのは、宮崎市にある大型リゾート施設・シーガイア。
    このシーガイアを経営する第三セクターのフェニックスリゾート社が、
    2月19日午前、宮崎地裁に会社更生法の適用を申請、事実上倒産してしまいました。
    関連会社であるフェニックス国際観光、北郷フェニックスも同時に地裁へ会社更生法適用を申請したそうでして、
    こちらを足すと負債総額は3社合計で約3621億円(もっと増える可能性あり)。
    第三セクターの破綻では過去最大規模となりました。

    この巨大リゾート施設はバブル絶頂期に計画されたものです。
    そして、1993年7月に開業しましたが、開業以来黒字になったことが1回も無いそうです。
    2001年1月には、宮崎県が運転資金補助の為に基金を創設して60億円を拠出、
    更には国内外の民間企業に経営参加を求める方針を公表、数社と交渉を続けていたのですが、
    これらの対策も間に合いませんでした。
    2000年夏のサミットに使われたのが「退場の花道」になりそうです。

    で、会社更生法適用後のシーガイアですが、入場客の減少が止まりそうにないので、引き取り手はまず現れないでしょう。
    今年度上期(4〜9月)決算で、減価償却前で6億6700万円の営業赤字を計上するというのは、
    誰がどう考えても「ダメ」な施設であることの証。
    よほど大規模なリストラか改装工事でも行わないと、
    「フェニックス」の名前に相応しい「復活」は遂げられないでしょう。
    宮崎県の松形祐堯知事は19日の県議会全員協議会で、
    「シーガイアを世界第一級のリゾート地にすることができる企業を絞り込んだ」と語り、
    再建引き受け手の目処がついたことを示唆しています。
    しかし、数千億円に上る同社の借入金を20年間で返済可能な額に圧縮することなど複数の条件がついており、
    本当に交渉が成立するのかは不透明です。
    なお、松形祐尭(すけたか)知事に対しては、
    前出の基金に拠出した60億円全額を県へ返還するよう求める住民訴訟が起こされています。

    勉強不足の地方自治体がリゾート施設に手を出したらどうなるか、
    1980年に日本が酔いしれた「バブル」というものがいかに危険なものだったのか、
    これでいい加減思い知ったことでしょうね。
    それにしても、授業料が3621億円になるとは、ちょっと高過ぎるような気がします。
    経営譲渡なんて考えずに、2年くらい前の段階で清算に踏み切っていたら、傷口は今よりも小さくて済んだでしょうね。

    しかし、40年か50年経ったら、このバブルのことなんか忘れて、
    また似たような投機ブームと経済破綻が起きてしまうのでしょうね……(溜息)。


    ちなみに、このニュースには更に厄介なおまけがございます。
    みずほホールディングスが保有するフェニックスリゾートグループに対する債権1862億円に、取立不能の恐れがあるらしいです
    (実際に債権を持っているのは第一勧業銀行ですが)。
    みずほホールディングスは「当期業績予想に影響は無い」と言っていますが、
    一千億円単位の債権取り立て不能とは寒過ぎて笑えない話。この先どうなることやら……。

  • 2001年02月19日15時50分40秒
    私がSSに手を出さない(出せない)理由

    「SS」とありますが、これは野球用語ではありません(←shortstopの略)。
    かといって、これはscrew steamerの略でもありません。
    無論、世界史(特にドイツ史)で登場する用語でもありません(←Schutz-Staffel)。

    正確にはsecondary storyと呼ばれる小説のことを指します。

    完全な創作小説ではなく、作品の舞台設定・登場人物等の情報の大半を
    既に公開されているコンピュータゲーム、小説などの世界設定から引用・借用して作られています。
    そのため「secondary」──「二次」という名前を冠され、日本語としては「二次創作小説」と呼ばれています。
    最近多いのがギャルゲーの同人誌やインターネットで公開されるSS。
    特に目立つのは「葉」とか「鍵」に属する作品のSSだと言われています。

    さて、インターネットで活動する方のうち、多くの方はSSを書いている(もしくは書いたことがある)らしいのですが、
    実を申しますと、私は二次創作小説の執筆を行ったことが1回も無いのです(本当)。
    では、どうしてこの種の二次創作をしたことが無いかと申しますと……

    (1)二次創作の発表が可能な場所が無かった。
    ……オフラインで活動しているサークルは「完全オリジナル限定」のサークルだったので。

    (2)二次創作固有の問題が存在するから。
    ……これは『ONE卒業文集』に参加されたWayneさんもコメントされていることですが、SSには
    (a)世界観・舞台設定の融通が利かない。
    (b)オリジナル作品の熱烈なファンに対する配慮が批評以上に必要(原作の持つイメージとの乖離が著しいと……)。
    (c)二次創作の原典に対する愛情が無いと書くことができない。
    (d)ヴィジュアルノベルなど「読ませる」ことが主眼に置かれているゲームを原作にSSを作る場合には、
    SSの文体と原作の文体を一定以上似せる必要がある。

    といった「SS固有の欠点」が存在します。
    もっとも、これらの問題点は、
    (A)時間が掛かることの多い世界観・舞台設定の作成作業を省略できる。
    (B)オリジナル作品ファンの人間に注目されやすいため、自分の作品をより多くの人に読んでもらえる。
    (C)対象作品に対する強烈な愛情や「萌え」さえあれば「勢い」だけで執筆することも可能。
    (D)文体、表現技法の「手本」が存在する。

    といった「SS固有の利点」と表裏一体の関係にありますので、結構難しいところなのですが……。

    (3)「二次創作を書きたい」と思わせるようなソフトに出会ったことが殆ど無い。
    ……唯一「書いてみようかな」と思った作品は『FINAL FANTASY TACTICS』で、
    ラストバトルからクレメンス公会議閉会までの3年間を題材にしたSSになる予定でした。
    しかし、登場するのはサブキャラとオリジナルキャラが大半。
    ここまで来ると、「1.5次創作」になってしまうんですよねえ……。
    もう1個、『FINAL FANTASY VIII』の登場人物を使った推理小説というネタがありましたが、
    『FFVIII』の世界観を使わないと解けないトリックではなかった
    (『STAR OCEAN THE SECOND STORY』でも『Tales of Destiny』でも自作ワールドでも同じトリックを再現可能だった)
    ので執筆を中止。

    結局のところ、
    「既に一定以上の分量が揃えられているオリジナル世界・作品があるのに、
    わざわざ無理してSSに手を出すだけの気力・時間・意欲が無い

    (時間があったらオリジナル作品の執筆に回している)

    というのが私の本音です。
    特に、SSの原作に対して熱烈な「愛情」が無い場合には尚更……。

    なお、「SS」をキーワードに検索中、複数の「事故」が重なり極右団体のアングラサイトに繋がってしまったことは内緒(^^;)。

  • 2001年02月16日03時55分18秒
    衝突事故に関するエトセトラ

    ハワイ沖で2月9日午後1時45分(日本時間10日午前8時45分)頃に発生した
    米太平洋艦隊所属の原潜グリーンビルと宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」の衝突事故。
    このコラムを書いている時点では、まだ9人が行方不明のままです。

    事故の原因については米運輸安全委員会(NTSB)などによる調査を待たなければなりませんが、
    どうも原子力潜水艦側に一方的な非があるようでして、
    民間人が軍艦(しかも原子力潜水艦)を操舵していたという、ちょっと信じられないような話もございます。
    いくら宣伝目的だからって、軍艦の舵を民間人に握らせるのは危険極まりない行為。
    怒る以前に「絶句した」というのが本当のところです。

    ただ、現在のアメリカ軍の抱えている問題はこれだけではありません。
    例えば、こちらを御覧下さい。
    リンク切断時に備え、簡単に補足しておきますと、
    事故を起こしたのは海兵隊所属の垂直離着陸機MV-22「オスプレイ(ospray)」。
    2000年12月11日夜、ノースカロライナ州ジャクソンビル郊外に墜落したもので、乗員だった海兵隊員4人が死亡しました。
    この飛行機の最大の特色は、ヘリコプターのプロペラと飛行機の固定翼を同時に持っていること。
    設計コンセプトは「滑走路が無くても離着陸が可能な輸送機」
    時速約640km、航続距離は約4万km、積載過重は約7tというかなりの高性能機で、
    麻薬対策、人道活動、避難民救出など、冷戦後のアメリカ軍の新しい任務に対応し、
    危険地域でもより安全なオペレーションを行えるように設計されている……はずでした。
    ところが、この飛行機は2000年4月8日にアリゾナ州マラナ地方空港で事故を起こし、19人の死者を出しているのです。
    2000年8月24日にはオスプレイが北カリフォルニアの米軍基地に緊急着陸するというハプニングがありました。
    この他にも、アメリカの海兵隊や空軍には「事故を起こしやすいので誰も使いたがらない」飛行機がごろごろ転がっており、
    CBSなどから容赦無い追求を受けているところです。
    はたして、どうなることやら……。

    で、一方、事故を起こされた日本のほうですが、
    こちらでは森首相が「危機管理(の問題)じゃない、事故でしょ、相手がアメリカだということでしょ」と発言。
    他にも、事故当時、首相が横浜市内のゴルフ場にいたのに事故の第1報を聞いてからもすぐ戻らなかったことや、
    そのゴルフ場の会員権が事実上無償で首相に「贈与」されていた(ちなみにこれは合法的)ことなど、
    野党にとっては首相を追及する為の材料に事欠かないという状態になっております。
    ただ、森首相に対する批判は野党に限った話ではないようでして、
    参院自民党の議員総会で橋本派議員が露骨な首相批判を行ったり、
    公明党首脳部の間から首相退陣を暗に要求・示唆する台詞が飛び出して、その直後に株価が上がったりしています。
    福田官房長官ですら「(首相は)そもそもゴルフに行くべきではなかった」と首相弁護を諦めかけている模様。
    15日行われた自民党森派総会では、所属議員から小泉純一郎・同派会長への首相待望論が出される始末。

    エコノミストなんかに言わせると、現在の株安の一因は「日本の政治に対する不信感」が原因だとか。
    中には「森首相の辞任こそが最高の景気対策だ」と公言する人もちらほら。
    そのため、「近いうちに首相が交代する」という話はあちこちで聞かれるようになっています。
    しかし、その代わりの首相候補数人に対してあまり期待できないのも事実。
    当分の間は、溜息混じりで政界のニュースを見続ける日々になりそうです。

  • 2001年02月13日20時48分21秒
    Bright Season 8 事後報告書

    本日のコラムのネタは、今から約34時間ほど前から始まっていた同人誌即売会。
    名前は「Bright Season 8」。『ONE卒業文集』の出展先です。
    そこで、本日は、この同人誌即売会の一部始終を御紹介したいと思います。

    舞台となりましたのは東京都立産業貿易センター。JR浜松町駅の東にあります。
    私が現地に到着したのは午前8時50分頃。この時、浜松町駅北口の周りには、
    ダンボールを旅行用の手押し車に乗せた同人作家の皆さんが集合、駅周辺は祝日の朝としては珍しい活況を呈していました
    (会場のすぐ近くにはフェリー発着場があり、祝日の昼間は結構混んでいたりするのですが……)。
    私もこの人並みに紛れて会場へと向かったのですが、現地は既に長蛇の列。
    しかも、もっと奇妙なことに、列が4つ存在していたのです。
    ……実は何があったかというと、この日、東京都立産業貿易センターでは、Bright Season 8の他にも、

    ●Brand New Leaf(Leaf/Aquaplusオンリーの同人誌即売会)
    ●Little Lovers(「妹属性」限定の同人……以下略)
    ●ぷにケット(「プニ」イラスト限定……以下略)


    ……という3つの同人誌即売会が実施されていたのです。
    なお、Brand New Leafの警備担当者の談話によると(待ち時間中にお話する機会があったのです)、
    4つの同人誌即売会が同一日に同一施設で行われることは極めて異例であり、
    今回は東京都立産業貿易センターの収容能力を上回っているとか。
    しかし、購買層が比較的重複している2つの即売会を同時に開いてしまうとは……何とも言い難いところです
    (「どれとどれが重複しているのか」という突っ込みは却下/^^;)。

    さて、同人誌即売会への入場には、「カタログ」と呼ばれる入場券兼会場案内冊子の購入が必要です。
    これはごく一部の書店で前売りされている他、会場でも購入することが可能。
    お値段はBSが1000円、BNLが700円、LLが500円(ぷにケットは未調査)となっています。
    BSには布製のエコバックもつきますので、カタログ本体の値段そのものはBNLとほぼ同額、といったところです。

    私が購入したのはBS8のカタログのみ。しかも、購入理由は「取材」(--;)。
    他の3つの同人誌即売会については、予備知識が少な過ぎるのと、
    本人の「属性」との乖離が最も著しいジャンルのものだったのでパス。
    即売会がRPGオンリーだったり、ニャッキオンリーだったら(爆)、入ってみようかなとは思ったのですが……。

    開場は午前10時30分。お目当ての同人誌を目当てに、人々が小走りで3階を目指していきます。
    会場となった場所は結構な広さがあったのですが、私が中に入った時には既に黒山の人だかり。
    人気の同人作家の店には、会場内で行列ができる状態でありました。
    ちょっとした開きスペースや、1階ロビーなど休憩ができる場所も確保されてはいたのですが、
    幅2mか3mしかない通路はすぐに人で埋まってしまうほどの状態。
    やっぱり、ちょっと会場としては手狭なのかもしれません。
    あと、これは当然と言えばそれまでなのかも知れませんが、会場にいる女性の数が物凄く少ない。
    私が見た限りでは、男女比はおそらく50:1〜100:1じゃなかったかな?
    ちなみに、このごく少ない女性のうち、コスプレしていた人間が3分の1を超えていたようですが(^^;)。

    さて、会場での私の行動ですが、まずは会場全体を一通り見回した後、
    『ONE卒業文集』発表元だった豆満江開発機構のブースへ行き、ここでC.Fさんとうっちーさんに初めて会いました。
    で、ここで『ONE卒業文集』を1冊受け取ってから(ちなみに代金は払っています)1階で休憩、
    昼食を取ってから再度上に向かってみたところ、豆満江開発機構のブース前で火塚たつやさんと遭遇。
    ブース前で少しだけ話をした後、「別の場所に行きませんか?」ということで、舞台がいきなり浜松町駅前に移動。
    その後4時間については、詳細を一切省いて結論だけ話すと、「2人で色々とディープなことを話す」ことに終始、
    BS8の取材として来ていたはずが、いつの間にやら火塚たつやさんとの座談会になっていました(実話)。
    実は、オンラインで交わされるチャットなどから推測した人物像とかなり似ていた方だったんですが、
    そのことを話したら心底(?)意外そうな顔をされていました。
    ちなみに、座談会の相方(^o^)は、午後1時半の時点でお買い物を終了していたとか。

    そして、この後は飲み会……。

    充実した1日だったのは確かなんですが、果たして「入場料」1000円が何の役に立ったのかというと、
    相手の顔・風貌・服装を全く知らない人間と会う為の「手数料」だったわけでして……。

    じゃあ、これってテ(以下検閲削除)


    私以外のほぼ全てのBS参加者の方の名誉の為に申し上げておきますが、
    今回の私のような人間はレアな存在です。普通のファンの方は決してこんな人間じゃありません。


    それにしても、12日は皆様お疲れ様でした。
    私が帰った後、徹夜でもっとディープな会話が交わされていたようですが(^^;)。


    なお、近日中に、私が執筆した原稿の完全版のうち1本をこちらに、
    もう1本をオフィシャルサポートページにアップロードする予定です。

  • 2001年02月11日23時07分09秒
    建国記念日向けちょっとやばめな(?)ネタ

    今日は日本の建国記念日。旧憲法下では「紀元節」とされていた祝日です。
    というわけで(?)、本日はちょっと政治的に危険なネタで行ってみましょう(コラ)。
    風邪から復帰した直後の状態での執筆ですので、ちょっとハイになっています(待てや)。

    実は、このネタを考えついたのは、風邪で横になっていたベッドの中での話(爆)。
    眠っているだけ暇だったので、色々なことを熱に浮かされながら妄想していたのですが、その結果、
    民主主義における君主/神の存在価値という訳の分からない話を考えてしまったのです。
    これはいわゆる立憲君主制の民主主義国家──スウェーデン、オランダ、イギリス、日本など──の政治と、
    君主を持たない共和制の民主主義国家──アメリカ、フランス、ドイツなど──の政治を比べてみた時の話でして、
    一見すると、君主の有無によって大きな差が分かれている2つのグループですが、
    政治制度の一部に「国民が関与できない場所」や「不可侵の領域」を用いている点では、どちらも似たり寄ったりなんです。

    立憲君主制の場合、その存在は国王や皇帝など、
    民主主義が登場する前に政治の権力を持っていた人々がこれに相当します。
    王らの委託を受けて国民が政治に参加し、王は政治に口を挟まない政治体制が出来上がっているものの、
    王は国家の象徴・名目上の最高指導者という地位を与えられ、政治的・法的に独立した存在として扱われているのです。
    最も典型的な例は日本で、現在の天皇家は1500年以上にわたり日本の名目上の国家元首であり続けました。
    時には神道の祭祀を兼ね、また別の時には貴族や武士を退けて天皇親政を展開したりと、
    時代によって色々と立場は変わりますが、国家機構の「頂点」に立ち続ける立場は今でも変わっていません。
    現行憲法では「日本国の象徴」とされ、政治的な権力は全て奪われていますが、
    首相の任命権や衆議院の解散権を持っており(ただし自力での行使は不可能)、
    地位の相続は皇室典範という特別な法令によって、男性にのみ世襲されるよう定められているなど、
    国民が政治に関与できる場所からは一段離れた場所に立っているのです。
    昭和天皇崩御時に、皇室が相続税を払った……ってな話を聞いた記憶があるのですが、それはおいといて(^^;)。

    一方、共和制の場合、一見するとそのような「神聖不可侵」な場所が無いように見えます。
    しかし、ヨーロッパやアメリカなどの共和制国家では、「神」がその役割を部分的に担っています。
    そもそも、共和制の思想を支えている個人の平等という考え方も、その根底には
    「神の名の下の平等」という宗教的な意味合いが漂っています。
    また、政治家達は「神の御加護があらんことを」というような言葉を頻繁に口にしています(特にアメリカ)。
    立憲君主制のように、制度の中に「国民がタッチできない場所」を設けているわけではありませんが、
    政治力・権威の維持に「国民が触れられない存在」を用いている点では、実は立憲君主制と変わらなかったりします。
    その「不可侵」の領域が法制化されていないだけで、政治の一部として用いられているのです。

    民主主義国家でない場合には、この「不可侵」で「国民が関与できない」立場にある者が、
    国家元首として名実共に国を率いていくことになります。

    民主主義国家とそれ以外の差というのは、この「国民が関与できない立場にある者」「神聖不可侵の領域」に対して、
    政策立案能力を与えているか否か
    の差だけだったりします。
    与えていた場合には、トップダウン式に素早い意志決定が実現できる反面、
    意思決定の過程が不透明になり、展開される政策の質に激しいむらが出来てしまうというリスクを負うことになります
    (政策の良し悪しは国家元首の人格と能力に大きく依存しますので)。
    民主主義の場合、意思決定に国民を参加させて、意思決定を透明且つ公平にした反面、
    代償として意思決定の迅速さを犠牲にした……ということになります。
    そして、立憲君主制の場合、「神聖不可侵の領域」の人間から普通の人間に「意思決定の権限」が譲り渡されたことになり、
    共和制の場合、「神聖不可侵の領域」を人間以外の存在にしてしまったことになります。

    まあ、今まで私が話したことって、政治学を少し勉強すれば気付く可能性のあることだったりします。
    でも、私が在学していた時の政治学の教授(現在の大学総長)って、こんなことは口にしなかったような気が(苦笑)。

    しかし、どうしてこんな「神聖不可侵」の領域を残してしまっているのか、そこは今も謎だったりします。
    「残しているほうが統治者/非統治者共に便利だから」というのが答えらしいのですが……。
    ……あれ? だとすると、『銀河英雄伝説』の自由惑星同盟とイゼルローン共和政府って……?

    (ポン)そうか、あれはアーレ・ハイネセンとヤン・ウェンリーを神格化して(以下検閲削除)

    我ながら、嫌な落とし方でした。しかも、ギャグにすらなっていないし(T_T)。


    ……本当は、深夜に放送されていた『サバイバー』という番組のレビューをするつもりだったんだけどなあ……ぶつぶつ。

    全く関係無いですけど、『クイズタイムショック21』、2月12日はまた芸能人スペシャル。
    あの番組、本当に大丈夫なのでしょうか?
    スペシャル企画を連発するというのは、テレビ番組として非常に危険な兆候なのですが……。


    最後に、2月12日に浜松町界隈へお出かけの皆様へ。
    明日はねずみ色のセーターに紺色のズボン、それと『FFVIII』予約特典の携帯ストラップという格好で出現します。
    ひょっとしたら、おまけでニャッキ人形が加わるかもしれません(をい)。
    以上、参考までに。

  • 2001年02月09日10時18分20秒
    麺類三昧

    さて、今日は政治とも経済とも全く関係の無い話です。

    自己紹介の欄にもございますように、私は東京に来るまで18年間、福岡で生まれ育ってきました。
    そのため、私の周囲には「ラーメン」と聞くと、とんこつラーメンやそれに似たようなタイプのラーメン
    ──とんこつを使ったこってり味のスープと細くて縮れていない麺──
    をまっ先に思い浮かべる方が案外と多いのです。
    だから、醤油をベースとしたあっさり味のラーメンを食べると、
    逆に新鮮味を覚えたり「これって中華そばだよな」とのたまったりする(--;)方もいるそうです
    ……「中華そば」発言はごく稀ですが。
    それから、福岡の人間が東京のラーメン屋に行った時、
    間違って醤油ラーメンの店で替え玉を要求してしまったという実話(--;)も耳にしております。
    かく言う私ですが、大学のサークルからの帰りがけ(徒歩)に、
    渋谷にあるラーメン屋(しょうゆ・塩・味噌)に立ち寄っていたため、
    九州ではあまり口にすることができない(誇張ではない)あっさり味のラーメンに舌が慣れてしまったのです。
    だから、逆に博多の長浜ラーメンとか徳島の御当地ラーメンのような、
    こってり味のスープが利いたラーメンを食べると逆に新鮮味を覚えてしまう始末。
    習慣とはげに恐ろしき物かな……。
    ……ああ、「年中シ●フ●ドカップヌ●ドル食ってるじゃないか」という突っ込みは却下(^^;)。

    麺類ついでにお話しますが、
    東京に来てから食生活で最も困ったことというのは、実は「うどんが食えなくなった」こと。
    そば文化圏だけあって、東京で食べるそばの味は福岡時代よりも美味しかったのですが……。
    どうして東京に来てから「うどんが食えなくなった」のかというと、スープが「塩辛くなった」から。
    要するに、そばを食べるのに適した醤油ベースの辛い味付けのスープで、
    そのままうどんを食べてしまっているからなんです。
    九州や関西で食べているうどんのスープって、甘味すら感じられるんです
    (このスープだったらそばも普通に食べられたのですが……)。
    そのためか、東京に来てからは、そばは立ち食いそば屋や結構高そうなそば屋で食べているのですが、
    うどんだけはインスタント食品に頼りっぱなしになっています。
    体に良くないとは百も承知しているのですが……。

    スパゲッティやその他の麺類の味は、東京も福岡も変わりませんでしたね。

    で、どうしてこんな食い物の話をしたかというと、
    今日の昼食が珍しく元住吉駅近くのラーメン屋さんだった(普通は行き付けの洋食屋で外食しています)ことや、
    私が別の名前で出入りしている某18禁CGサイトのBBSで、ラーメンが話題になっているせい(^^;)もありますが、
    本当のところは「浜松町駅周辺に美味しい店ってあったっけ?」とふと思ったからだけなんです。
    どうして「浜松町駅周辺」なのかは、こちらこちらこちらを参照のこと。
    (……とさり気無く宣伝を入れてみたり/^^;)

  • 2001年02月08日01時00分37秒
    62%で「史上最低」

    イスラエル首相選が終りました。投票率62%で史上最低ですよ。何て羨ましい(^^;)。

    とまあ、寝言はおいといて。
    今度の新首相になった右派リクード(非宗教系の自由主義勢力)党首のアリエル・シャロンさん(72)ですが、
    この人はイスラエルの中で右派(対パレスチナ強硬派)のシンボルマーク的存在。
    イスラエル軍所属時には特殊部隊に加わってパレスチナ人ゲリラ相手に派手な戦いを見せていたり、
    1982年にはレバノンへの軍事侵攻を指揮して首都ベイルートを陥落させたり、
    2000年には東エルサレムの神殿の丘を訪問し、(結果として)中東和平プロセスを事実上崩壊させたりと、
    とかく好戦的な逸話には事欠かない方です。
    もっとも、パレスチナ人相手に武器を振った前歴があるのはバラク前首相も一緒ですが……。

    で、タカ派の首相が登場したことによって、今後の中東和平がどうなるのか、考えなければならないのですが、
    そんなもの、少数政党が乱立している今のイスラエル国会でどのような連立が出来上がるかを見届けないと、
    何とも言うことはできません。下手すれば1ヶ月で再選挙になりかねませんし。
    それに、今回の選挙って、シャロンさんが勝った……というよりも、
    中東和平に失敗したバラクさんが1人負けし、その代わりにシャロンさんが選ばれただけと見るほうが良さそうですし
    (現に投票率はイスラエル首相選史上最低値)。
    ただ、熱心なリクード支持者は必ずしもそう考えてはいないようでして、
    勝利集会の席上、右派政権の誕生に歓喜する若者が「アラブを殺せ」と連呼する場面があったり、
    シャロンさんが「パレスチナ人」と呼びかけたのに対しブーイングが起こったりと、
    支持者の多くはシャロンさんに対して和平よりもイスラエルの安全保障の確立を求めている模様。
    一方、アラブ世界も今回の選挙には不快感を露にしているようでして、
    PLOのヤーセル・アラファト議長は慎重な言い回しに終始していましたが、
    その周囲にいる人々は早速新政権に対する警戒感や、首相選挙に対する失望感を口に出し始めています。
    例えば、今日のNHKのニュースでは、来日中のレバノンのラフィーク・ハリーリ(ハリリ)首相が
    「イスラエル国民は、中東和平をどう達成すべきか、完全に見失っている」
    というようなコメントを出しています。
    まあ、ハマスのような過激な皆さんが何と言ったかは、言わずもがな……ということで。
    そして、中東和平に対してイニシアティブを取ることが唯一可能なアメリカですが、
    とりあえずはパウエル国務長官を中東に派遣して、各国指導者と会談を行って情報を集めるのを優先させるようです。

    じゃあ、結局、この後中東がどうなるか、ですが……
    んなもの1ヶ月経たんと分からんわい!
    ……というのが私の結論です(ぉぃ)。
    とりあえず、イスラエルの新政権の陣容が確定するまでは、事態は良くも悪くもならないようです……多分。

    それにしても、宗教が政治に絡むのって本当に恐いですね。国際政治に絡んでしまった時にはなおさら。

  • 2001年02月05日23時01分10秒
    『Tales of Eternia』レビュー・速報版

    4日間、日記の更新が停止していましたが、
    これは2000年にNAMCOが発表したRPG『Tales of Eternia』をプレーしていたせいです。
    事実上の徹夜突貫プレーであり、この日記を書く直前まで
    「疲労回復」と称し12時間の睡眠を取っていました。

    とまあ、そんなことはおいといて、とりあえずは簡単なレビューを行っておきましょう。
    ゲームそのものに対する評価は「上の中」といった感じです。
    前作『Tales of Destiny』で問題が見られた操作性(特にアイテム整理)も改善されていますし、
    戦闘中、晶術が発動している時も技が容赦無く使用できるほど、グラフィック処理能力も良くなっています。
    音楽はいつも通りの出来。前作と比較したら、派手さや騒々しさが無くなり、静かに楽しめる曲が増えています。
    アニメーションと音声については省略。専門家ではありませんし。
    ただ、『DQ7』のように、「この程度なら最初から作るな」という批判は出ずにすみそうです。

    で、問題なのはストーリー。
    ゲームは過去の2作とは異なり3枚組になっており、ボリュームは増えているはずなのですが、
    メインストーリーに限れば、かなりのスケールアップ……にはなっていません。
    とりあえず、作品のスケールを図る指標として、
    「メインストーリーで攻略が必須であるダンジョンの数」をカウントしてみたのですが……。

    『Tales of Phantasia』……26ヵ所
    (南の森、山道・現代、地下水路、地下墓地、山道・過去、ローンヴァレイ、精霊の森、デミテルの館、
    精霊の洞窟、浸食洞、熱砂の洞窟、モーリア坑道、水鏡ユミルの森・過去、トレントの森・過去、12星座の塔、
    ヴァルハラ平原、ダオス城・過去、白樺の森、超古代都市トール、山道・未来、ヴォルトの洞窟、氷の洞窟、炎の塔
    水鏡ユミルの森・過去、トレントの森・未来、ダオス城・未来)

    『Tales of Destiny』……27ヵ所
    (飛行竜ルミナ・ドラコニス、ファンダリアの山道、神殿へ続く洞窟、神殿、ストレイライズの森、ストレイライズ神殿
    海底都市、海賊船、シデンの海底洞窟、モリュウ城、トウケイ城、氷の大河、ハイデルベルグ地下通路、ハイデルベルグ城
    オベロン社秘密工場、隠された神殿、イグナシー、シュサイア、ミックハイル、ロディオン、ヘルレイオス
    アンスズーン、クラウディス、ベルクラント、ソーディアン研究所、トラッシュマウンテン、ダイクロフト)

    『Tales of Eternia』……20ヵ所
    (メルディの墜落現場、ミンツの岩山、望郷の洞窟、モルルの奥地、水晶霊の川、いざないの密林、風晶霊の風洞
    火晶霊の谷、聖峰ファロース、地晶霊の廃坑、チャットの小屋、氷晶霊の山、雷晶霊の遺跡、バリル城
    セイファート神殿・セレスティア、アイフリードの洞窟、セイファート神殿・インフェリア、セイファート観測所
    レグルスの丘、シゼル城)
    ※アイフリードのアジト・セレスティア(5ヵ所)は未カウント

    数は確かに減っている……。
    でも、他のゲームと比較して、取り立てて少ない数ではないのです。
    まあ、「このゲームの最大の売りはダンジョンではなくて戦闘なのだからこれでもいい」という話もありますが(^^;)。

    なお、レビューの正式版は近日公開予定。

  • 2001年02月01日22時57分27秒
    飛行機ユーザーの悲鳴

    昨日、静岡県沖上空で発生した日本航空機同士のニアミス事故。
    ニアミスそのものは時々発生してしまうものなのでしょうが、今回は、

    (1)ニアミスを起こしたのが同じ会社の飛行機同士だった
    普通、ニアミスと言えば「軍用機×民間機」の組み合わせになります。
    (2)再接近時の距離が10mだった
    よくもまあぶつからなかったものです、本当に。
    (3)管制官(2名)が管制ミスをしていた
    物凄く気が動転していたらしいですよ。
    (4)機長らが管制官や衝突防止装置の指示を無視していた
    無視した結果ニアミスが発生し、そして衝突が回避されたらしいのですから、何とも言い難いところです。
    (5)事故発生後の機長らの応対に不自然さが見られた
    着陸直後、コックピット内にずかずかと踏み込む警察もやり過ぎだったとは思いますが、
    だからったって、弁護士を立てて会社の事情聴取に最初応じなかった機長の行為も誉められたものではありません。
    日本航空では労働組合を巡ってちょっとしたトラブルが起きていたらしいとはいえ、
    その時のしこりを事故の応対に持ち込む(と思われてしまうようなことをする)必要も無いはず。
    社会的に非難されても文句は言えない態度です。

    ……とまあ、特異な条件(?)がこれでもかと言わんばかりに揃えられています。
    本当に恐いですね、これは。
    ニアミスそのものも恐いのですが、
    それより、そんな事故を起こしてしまった会社のマイレージカードに数千マイルのフライト記録が残っている点が(--;)。
    航空機のフライトを年数回経験する人間にとっては、本当に笑い事ではありません。
    この際ですし、日本の航空事情における諸問題を総点検して、
    二度とこんな危険なニアミスが起こらないようにしてもらいましょう。
    航空機事故で死ぬにしても、別の飛行機と衝突して墜落死なんて、私は絶対に嫌です。

    しかし、このニアミス事故をきっかけにして、横田基地の返還運動がまた熱を帯びそうな気配(^^;)。
    考え過ぎかもしれないけど。



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