人工頭脳に、エラーは無いのよ(i)

アオヌマシズマ

情景:クレア戦線より無事帰還した
   第17部隊・プッシィフットは
   急遽、レヴァイア方面の鎮圧へ向かっていた。


===========================
前略・ラビィへ

  元気にやってっか?留年とかしてないだろーな?
  お兄ちゃんは元気です。っていうかルディ様萌え。
  今月の仕送りは早めに送っておきます。無駄遣いしないように。
  体に気をつけるんだぞ〜。それじゃ、またな

    兄より

===========================


「うっしゃー!!できたっと♪」

プッシィフット陣中の天幕で、手紙を綴る少年剣士が1人。
彼の名はラビー・フィールズ。
若干16歳にして、第17部隊の騎士団長を務めていた。   

「さぁっ、ここが正念場だ。俺ぁやるぜっ。くぅーーー!!(>▽<)
 見ててくださいね、ルディさま〜〜♪」

      ・
      ・
      ・
ラビー・フィールズはただの少年だった。
幼くして両親を失ったラビーは、14でラグライナに仕官。
実家の妹へ仕送りを続けながら、地道に暮らしていた。
そんな彼に決定的転機が訪れる。スナワチ…
第一皇女・ルディに一目ぼれ。(身の程を知れや)

「ルディ様に見てもらいたいっっ!!!!!!!」
がむしゃらに剣の修行にうちこみ、結果、数々の功績を上げていくラビー。
ふと気付けば騎士団長の、出世コースまっしぐらだ。
そう、これこそ愛の力であった。
ちなみに彼の愛剣。
その名もルディ。

            ・
            ・
            ・

ラビー 「ラビー・フィールズ参りましたっ!! はっ!!(▽)

シズマ 「遅いよ。低脳。
     これよりフレア隊を殲滅します。覚悟はOK?

ラビー 「イエッサぁーーー!!!

スケキヨ「(帰りてー・・・ライヴ行きてーーな。チキショウ)



つづく

(2002.11.01)



年表一覧を見る
キャラクター一覧を見る
●SS一覧を見る(最新帝国共和国クレア王国
設定情報一覧を見る
イラストを見る
扉ページへ戻る

『Elegy III』オフィシャルサイトへ移動する