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SROM様による劇場版『AIR』レビュー

注意

 サブタイトルにあるように、本文章はSROM様から御投稿を頂いた劇場版『AIR』レビューです。
 ですので、背景が黄緑色となっている部分(レビュー本体)の著作権はSROM様にあります。ただし、当図書館長のほうで、一部記号文字の置き換えなど、文の意味を損ねない範囲で必要最低限の編集を行っております。





「昔々あるところに、翼のあるお姫様がおりました。お姫様はひとりぼっちで、ただ一人の友達も持ってはいないのでした…」
 海と空が見えるその小さな町には、はるか昔から伝わる物語があった。背に白い翼を持った姫と、彼女を護衛した青年の悲しい恋の物語だ。

 姫君は、その異様な姿のために屋敷に閉じ込められ、外の世界を見たことさえなかった。遠くに母親がいるらしいと聞いたことはあっても、会いにいくなど到底無理な話である。
 ある時、ひとりぼっちだった姫君の前に一人の青年が現れる。青年は姫君に外の世界の話を聞かせ、喜ばせる。そして姫君と青年はいつしか恋に落ちていく。しかし、翼を持つものには、恋をしてはならない、という呪いがかけられていた…。

 少女――神尾観鈴は、一人ぼっちの自分と、物語の姫君を重ね合わせていた。病気がちな観鈴は学校にも行かず、友達もいない。この町から出たこともない。でも、いつか自分にも、姫君と同じような出会いが待っているかもしれない…。
 そんな観鈴の前に、一人の青年――国崎往人が現れる。彼は人形芸をしながら旅をしている青年だった。彼には、死んだ母親から伝えられた言葉があった。「空にいる少女を救って」

 呪いを受けながらも恋をした翼の姫君と護衛の青年。翼の姫君に自分を重ねる少女。そして「空にいる少女」を救う旅をする青年…。
 現在と過去が交錯し、思いが時を超えていく。それぞれの恋はどのような結末を迎えるのか…?



 keyの大ヒットPCゲーム『AIR』の劇場版作品である。ネタばれにご注意頂くと共に、本作を観て失敗作だと感じた方に不快感を与える可能性もあるのでご注意頂きたい。

 なお、本レビューはあくまでもSROMの主観意見である事をあらかじめ断っておく。



<鑑賞日当日の記録>

1. 2月5日、午前9時30分

 私は、劇場版『AIR』を上映する数少ない映画館である「心斎橋パラダイススクエア」に足を運んでいた。
 エレベータで映画館のある4階まで上がり、到着した私の目に飛び込んで来たものは、異様な雰囲気を漂わせた男性を中心とした長蛇の列だった・・・。
 私は列に並ぼうとせず、そのままエレベータを降りて建物を後にした。あまりにも列が長く、本気で面倒になったのである。
 そのまま帰ろうかとも思ったが、もう少し時間を置いて来てみようと思い、近くのゲームセンターで時間を潰し、1時間程後に再度訪れて見ると、列が3分の2程の長さになっていた為、その後ろに並んだ。並んでいる最中、アニメ/ゲームネタで盛り上がっている集団がいたのを覚えている。
 外から映画館の中を眺めて見ると、館内でも行列が出来ていた。あそこまで並ぶのかと気が遠くなりがらも並んでいると、意外にも列は映画館の入り口で整理券を受け取る所で終わっていた。館内の行列は別のものだったのだ。
 その列を観察した所、どうやら『AIR』関連のグッズの販売店に続いているようだった。せっかく来たのだからパンフレットでも買おうと思い、その列に並んだ(それにしても、普通映画のグッズを買うのにこれ程の列が出来るものだろうか?)。30分ほど並んでようやく店に辿り着くと、『AIR』関連の様々なグッズが並んでいた。私はパンフ以外買うつもりは無かったのだが、色とりどりのグッズに目を引かれてしまい、テレカ、サントラCD、マウスパッド、扇子を衝動買いしてしまった(映画でパンフ以外のグッズを買ったのは初めてではないだろうか?)。なお、恐竜のぬいぐるみ(プロトン君だったか?)も売っていたが、これは理性が止めてくれた。これを買った客が、中途半端に大きい為かばんにも入らず、恥ずかしげに手に持っていたのが印象的だった。

 ところで、映画の整理券を見てみると、夜の上映時間帯のものだった。その前に3〜4本程は上映されるはずなのだが、私が受け取った時点で全て売り切れていたらしいのだ(ちなみにこの映画館は定員制)。時間はまだ昼前で上映まで数時間ある為、一旦外で時間を潰す事になった。
 また近くのゲームセンターで数時間過ごした後、ようやく上映時間になった(結局、この90分の映画を観る為に一日時間を使った事になる)。


2. 2月5日、午後6時50分

 ようやく劇場版『AIR』を観る事が出来た。

 思えば、映画館で映画を見るなどというのも久しぶりである(2003年6月頃に上映された『ターミネーター3』以来)。しかもアニメ映画など、子供の頃観ていた映画『ドラえもん』以来ではないだろうか(この年でアニメ映画というのも気恥ずかしいが)。
 ところで、この「心斎橋パラダイススクエア」であるが、定員制の劇場で、チケットも定員数が全て売れたら販売終了という仕組みである。チケットを買えば必ず席に座れるという点では便利だが、上映時間前にあらかじめ入り口付近に客を集めておき、整理券の番号順に一人ずつ入館させるという非効率なやり方は頂けなかった。早くチケットを購入した観客から順に、好きな席に座らせるという配慮はなかなかだが、せっかくの定員制なのだから、チケットを買う時に席を指定出来るような仕組みにすれば済む話ではないだろうか?
 席についたら、いよいよ『AIR』の上映である。年甲斐も無く胸が高鳴ったのを覚えている。
 本編が始まる10分前、他の映画の予告が流れる。てっきりアニメで埋め尽くされるかと思いきや、案外普通の邦画の予告が多かった(どうでも良いが、劇場版『AIR』を観に来た客の何人が、それらの映画に興味を示したのか気になる所である)。

 さて本編であるが、原作と同じように旅芸人の国崎往人が舞台となる田舎町にバスでやって来る所から始まる。ゲームのように身銭が尽きた事もあるようだが、まもなく開かれる祭りで稼ぐという明確な目的もあるらしい。そこでOPである『鳥の唄』が流れるのだが、これがTV用に尺を無理矢理短くしたもので、特にゲーム版の『鳥の唄』を聴きなれた観客には違和感がある。TVとは違ってその辺の時間的制約は無いだろうし、個人的にはゲームでの『鳥の唄』を使って欲しかった(些細と言えば実に些細な事であるが)。
 本作のメインヒロインとなる神尾観鈴は、病気の為通えなかった学校に一年振りに訪れ、担任に夏休みの課題であるフィールドワークを一人でやると申し出る。  テーマは、「私の町」で、その町に伝わる羽を持つ姫と護衛役の青年との悲しい恋物語である「翼人伝説」を調べるというものである。
 観鈴が自転車で浜辺を走っている所で、初めて往人と出会う(正確には、2人がすれ違った所で観鈴が無様にこけ、それを往人が見下ろすというものだったと思うが)。
 一旦そのまま別れるが、その後往人が人形劇を子供達に見せている所に観鈴が出くわし、昼飯を報酬にフィールドワークを手伝って欲しいと往人に持ちかける。
 フィールドワークの手伝いを終え、昼食にありつけた往人が、祭りが後一週間も先であると聞き、町を出ようとした所に観鈴が家に泊まるように勧める。

 劇場版『AIR』の冒頭は、大体このような感じだったと思う。観れば分かるが、原作とはほとんど違う展開を見せており、原作をよく知る人でも全く新しい作品を観る感覚で楽しむ事が出来る(敢えて肯定的に書いているが、ネット上でこの部分を欠点としている感想が多い)。

 また本作は、物語の節々で観鈴が翼人伝説を語るという形で、神奈と柳也の物語が進むというのが大きな流れとなっている。翼人には人に恋をすると苦しむという呪いが掛けられており、柳也への気持ちが強くなるに連れて神奈が病んでいく様子が語られる。またそれに連動するかのように、往人に惹かれていくに連れ観鈴の容態も悪化してくいく。観鈴が明確な恋愛感情を持って往人と接するという点は原作とは異なっているものの、観鈴を中心とした話の流れとしては、基本的に原作に沿っているとも言えるのではないだろうか?

 そうして劇場版『AIR』が終了する。終わった後でティッシュで涙を拭く人が見受けられた事からも、概ね客の反応は良かったと思われる。私も泣きはしなかったものの、感動した事は確かだ。

 なお、この劇場の定員数は140人程で、2月5日で7回上映されており、それらが全て満員となった為、この日だけでも1000人近くの人間がこの映画館に劇場版『AIR』を観に来たという事になる。上映される映画館が少なすぎる為、一つの映画館に集中するという事もあるが、『AIR』に多くのファンがいる事を証明するのに十分な成績だろう(ただし観客層は非常に限定的だったが)



<雑感>

1.

 劇場版『AIR』は、基本的にはゲーム版『AIR』のシナリオをなぞっていると言えるのだが、細かい展開や、設定は大幅に変更されている。性格ががらりと変わっているキャラも多い。

 特に神奈と柳也に関しては変更点が大きく、相当な批判の声が上がっているのだが、これは仕方の無い事であると考えている。
 本作で2人の物語は「翼人伝説」として現在に語り継がれており、それを場面として挿入する際に、神奈を原作のようなおてんばな女の子として登場させたら、雰囲気を壊してしまう事請け合いである。しかもそんなおてんばな女の子が、どのようにして柳也と深い恋に落ちてしまうかなどという話の展開にしてしまうと、時間的に間違い無く収拾がつかなくなる。いわゆる神奈ファンの方々には酷な事だろうが、作品の完成度を高める為には必須であったと言わざるを得ない。

 また、ヒロインの観鈴が、原作と比べ「普通の少女」として描かれている点も特徴的である。往人に対しても積極的にアタックするし、言動もどこか大人びているように見える。
 なお、ファンにはこれがまた不評で、「こんなの観鈴じゃない」などという声が多数上がっている。ただ曖昧な言い方になるのだが、本作はゲーム版に比べ、グラフィックの効果もあるかも知れないが、全体的に荒涼感が漂っており、そこに登場するキャラクターも、より現実的で人間臭くなっているように思える(私見だが、アニメを実写化したのような感覚に近い)
 仮に本作へ、ゲーム版の観鈴をそのままの性格で登場させてしまうと、作品全体の雰囲気を壊してしまうような気がするのである。やはり作品の完成度を高める一環として、必要な修正だったのでは無いかと思えるのだ。

 ここで言っておきたいのが、90分という限られた時間の中で、一作品としての完成度を高める為に敢えて取った措置だという事である。確かに細かいシナリオ展開、キャラクター共にゲーム版『AIR』から大幅に変更されている為違和感が生じるのは仕方の無い事だが、その代わり『AIR』という物語を実に上手く纏め上げている。パンフレットであるスタッフが、「映画というジャンルの90分という限られた時間芸術のひとつの完成形」と言っているが、これは的を射た意見である。ゲーム版『AIR』の非常に長い物語を、90分という時間内に一つの作品として完結させたスタッフの実力は大いに評価できるし、一作品としての劇場版『AIR』を好意的に評価する事も難しくは無いと思うのである。

 さすがにここまで好意的に受け止めろなどと言うつもりは無いが、「原作と大きく変わっているから失敗作」などと安易に決め付けるのは早計だろう。原作に忠実な作品にする事が時間的に不可能である事は、『AIR』をプレイした方なら誰でも分かるだろうし、そもそも原作に忠実なTV版『AIR』が放送されている状況で、原作に忠実な劇場版『AIR』などを放映した所で二番善事である。この作品を評価するポイントは、「ゲーム版『AIR』をどれだけ忠実に映画化出来ているか」では無く、「ゲーム版『AIR』を映画化した結果である作品が面白いかどうか」ではないだろうか? どうしても変更した事が気に入らないという方がいても、それは個人的な「好き嫌い」の問題であって、劇場版『AIR』の評価の本質部分に大した意味を成すものでは無いと言う事は重ねて言っておく。


2.

 それにしても、劇場版『AIR』のネット上での評価はやたらと低い。上で挙げたように「ゲーム版と比べ変更点が大きすぎる」というものも多いのだが、どうも作品の出来具合自体が気に入らないという意見も多いようなのだ。気になったのは、下記のような意見である。

 1. 絵が汚く、古臭い
 2. 演出が古臭い


 まず 1. についてであるが、汚いかどうかを素人目で見て取れるかどうかが疑問である。最近のアニメに精通していて、それらと比較すれば良く分かるのかも知れないが、私はアニメはほとんど見ないし、比較できるような材料も知識も無い上、そもそもグラフィックを重視して作品を観ていた訳でも無い為、気にならなかった。少なくとも作品を楽しむ上でネックになるような水準では無いように思うのだが。
 古臭いという意見は理解出来る。しかしながら私はこれを欠点とは認識していない。古い絵柄が、本作の荒涼感を上手く醸し出しており、『AIR』の雰囲気作りに貢献しているように思えるし、例えばパンフレットで神尾家の居間のグラフィックが載っているのだが、ゲーム版のものより生活観がにじみ出ているように思える。だから良いとか単純な事では無く、少なくとも劇場版『AIR』にはマッチしているのでは無いかと思うのだ。

 2. の演出が古臭いという点についても、せいぜい特徴的だぐらいにしか私は感じ取る事が出来なかった。私は出崎監督も知らなかったし、この監督独特の演出技法が使われたとしても、特に気付く事はない。古臭いと判断するには、やはり最近のアニメに精通しており、過去のアニメ作品と比較出来る知識が必要となるのではないだろうか?

 つまり上記のような欠点は、いわゆるアニメオタクで無ければ分からないのでは無いかと思うのである。
 ただし、この映画を観た人間の大部分を、アニメオタクが占めている可能性は高い為、それを基準とすれば欠点として挙げられるのは仕方ないのかも知れないが。


3.

 今回私は、初めて『AIR』ファンがどのような人物で構成されているのかを見ることが出来た(映画でも無い限り、一箇所に集まる事は普通ないだろうし、『AIR』ファンだと特定する事も困難だろう)。『AIR』は、従来の美少女ゲーム(key前作の『kanon』も含めた)の中でも非常に特殊な作品で、本来のターゲット層以外(主に女性)の人々からも絶大な支持を受けたと聞いていたのだが、今回映画を観に来た人だけで判断すると、やはりほとんどが「オタク」と分類される人々で構成されていると言わざるを得ない(女性の数は一割にも満たなかったように思う。1割でも多い方ととらえるべきか?)。『AIR』が特殊である事は、実際にプレイした私も認めるが、ファン層自体はその他の美少女ゲームのそれと大して違わないようだ。

 上記のような事を考察していて気付いた事がある。

 (繰り返しになるが)ゲーム版と比べ、作品全体に荒涼感が漂っていて、かつ登場人物もより現実的な言動を取るようになっている点を見て、私はまるで『AIR』が実写化されたかのような錯覚を覚えたのだが、これはオタクでしか理解出来ないようないわゆる「萌え」要素を排除する事により、「美少女ゲーム」と呼ばれるジャンルに嫌悪感を抱く一般客の視聴にも堪え得る作品になるという利点を持っていると思うのだ。それと同時に、従来のオタクからは、「物足りない作品」と見られてしまう欠点も持ち合わせている。

 つまり劇場版『AIR』は、「オタク向けの作品」では無いと言う事が出来るのではないだろうか?

 別に「新世紀エヴァンゲリオン」のように、オタクへの批判と啓蒙を目的としたという訳ではなく、オタクを無視した、あるいは初めからファンのほとんどがオタクである事を考慮していなかったのでは無いかと思えるのである。意識しての事というのであれば、「チャレンジ精神が旺盛」と褒める事が可能だろうが、そうでないのなら「情報収集不足」と批判されかねないような気がする。

 *そもそも、パンフレットでの監督のコメントを読む限り、出崎監督は原作をプレイしていないようである。結果として出来上がった作品には個人的には満足しているし、脚本担当 がプレイしているのは間違いないと思うので問題は無いのかも知れないが、参考までに1回位はプレイしておくべきだったのではないか? これでは、「原作を勉強不足」という批判を受けても仕方が無いように思えるが。

 要するに、観客のほとんどがオタクであるにも関わらず、オタク向けでない作品を放映したから、批判一色と言っても良いような評価になってしまっているように思えるのである。

 本作での欠点を挙げるとすれば、観客層を見誤った(もしくはきちんと調査しなかった)事が挙げられるのではないだろうか。ただしこれは商業的見地から考察した意見であり、作品の評価自体に意味を見出すものではない事は断っておく。

 では、一般客が劇場版『AIR』を観たとしたらどのような感想が出てくるだろうか。普通に考えれば、ある程度良い結果が出るのでは無いかとは思えるのだが、一点注意しなければならない事がある。『AIR』をプレイした事が無い客が本作を観た場合、物語自体を理解出来たとしても、『AIR』のコンセプトを理解するまでには至らないのでは無いかという事である。その場合、劇場版『AIR』を、なかなか出来の良いアニメ作品としか評価しない可能性がある。
 劇場版『AIR』は、確かにまとめ方が非常に上手く、物語を破綻させていない。スタッフの実力は確かなのである。しかし、90分という限られた時間で物語を完結させる為に、抜け落ちた場面や設定は少なからずあるのも事実である。原作をプレイした人間なら、それらを頭の中で補完する事も可能であろうが、そうでない客は劇場版『AIR』で出てくるものが『AIR』の全てと認識してしまうのではないだろうか(スタッフにとっては、それはそれで良いのかも知れないが)。

 となると、本作を楽しむ事が出来るのは、「『AIR』をプレイした事のあるオタクでない人」という、かなり限られた人物のみになってしまう。しかも、そもそも劇場版『AIR』は宣伝が限定的で、しかも放映する劇場数が少なく、地理的条件で観に行けない人も多い為(これはオタクも例外では無いが)、そのような人々が劇場版『AIR』を観る可能性は非常に低いのでは無いかと思う。結果、劇場版『AIR』は「オタク向けアニメの失敗作」という不当な評価を受けたまま忘れ去られる可能性が高いのではないかと考えるのである。


<終わりに>

 結論としては、劇場版『AIR』はその出来具合と観た人物の評価が釣り合っていない、実に不遇な作品であると断言せざるを得ない。
 一作品として、問題が無いとは言わないが、決してネット上で多くを占める本作の評価にあるような、「地雷作品」では無いと個人的には思う。とは言え、それを感じ取る事の出来る人物が本作に触れる可能性もあまり無い。正直残念である。

 このレビューを見て、一人でも多くの方が劇場版『AIR』に興味を示して頂ければ幸いである。


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関連リンク

-Key(『AIR』製作元)

劇場版『AIR』オフィシャルサイト


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