関東大震災直前の東京を舞台とする調教SLG ── 『女郎蜘蛛〜真伝〜』
昔発表された『女郎蜘蛛』という作品のリメイク版。 大正12年8月の東京にある古い屋敷の中で繰り広げられる人間模様を描いた話。 ジャンルとしては調教型SLGとADVが融合したスタイル。 なお、SLGパートは難易度が比較的高く調教方法が「偏っている」ため人を選ぶ内容となっている。
ADVパートの方は、大正時代を舞台にした物語ということで、文章も大正時代のものに合わせて作られている。 ふりがなを振っておけばプレーに支障は出ないが、この作り込みには正直言って驚かされた。 また、登場人物の多くに裏表や精神的にどろどろとした一面が用意されているのも特徴の1つ。 何しろ、純真(?)なキャラが北畠茉莉絵ただ1人だけだからなあ……。
ストーリーについての詳細は省略(調教SLGの常として、エンディングの分岐が多数存在するため)。
なお、調教パートでは、画像エフェクトを凝った作りに仕上げたせいで、 かなり処理速度が落ちてしまうようだ。
操作性 | 音楽 | 画像 | ゲーム システム | 設定 | 人物 | 脚本 | 主観評価 | 合計 |
5 | 8 | 10 | 7 | 9 | 9 | 9 | 30 | 87 |
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