さて、イラクの犯人達の要求が「自衛隊撤退」であるから、
この国内の運動と、イラクの犯人の要求は,見事に一致している,ということになる。
イラクと日本に、シンジケートがあると思われるほど一致している。
思えば、人質被害者の家族の最初の記者会見でも、「自衛隊撤退」が強調されていた。
自衛隊派遣という余計なことをするからこのたびの事件が起ったというような雰囲気であった。
そして、犯人の第二回の声明文(四月十日付)からも明らかなように、
犯人は,日本国内のこの動向を知っているのである。
──2004年4月14日付『眞悟の時事通信(事態の推移がみせる全体像)』より抜粋
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