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酔いがもたらす悲劇その1
 
 
 ゲイル 「いっただっきまぁ〜すっ♪」
 とアメラちゃんがビールをビンごと一気飲みする。カオスさんやセグトラさんは自分のペースで飲んでいるようだ。ゲイルもワインを飲んでいるがこの後のこと(作戦を考えるetc)を考えて飲んでいた、が・・・
 「何々〜♪ゲイルくんもちゃ〜んと飲もーよ♪」
 この瞬間この男の平和が崩れた・・・アメラちゃんはゲイルにビンごと口に突っ込んでビールを無理やり飲ませる。徐々に顔が赤く染まっていく・・・。
 「ぷはぁ!」
 やっとビンから開放される。が・・・
 「あれ?目が回る・・・きゅうぅぅ」
 「きゃはははぁ〜♪!やっぱ、これぐらい酔わないとお酒じゃないよぉ♪」
 「や、いい飲みっぷりっすねーw 酔ったアメラちゃんもまたカワイイっす〜♪(抱きッ)」
 カオスが抱きつく。
 「きゃっ?!カ・・・カオスくん、(目をウルウルさせながら)だ・・だめだよ・・・」
 そのころ・・・酔いに酔ったゲイルは・・・何かを企んで準備をしていた。
 「えっと、カオスくん(もじもじしながら)あのぅ、プレゼントがあるのだけど・・・」
 「は? なんすか?」
 「これなんだけど・・・」
 といって黒くて丸い物体を渡す。先にはひもがついている・・・
 「これ…? なんかイヤ〜な予感プンプンなんすけど(^^;」
 そのときだった!
 「必殺口から火炎放射〜」
 ゲイルが口に酒をいれ(ウイスキー)アメラちゃんに抱きついているカオスに向かって背後から思いっきり炎を吐き出す! これに気づいたアメラちゃんはとっさにカオスを完全に盾代わりにしてガード!
 「ぅわちゃあぁぁっ!? あついーーーー!!」
 カオスの背中が燃えた・・・これをみてゲイルは満足げに笑っている。
 「あ・・・あの、だ・・大丈夫? カオスくん? ・・・あっ!?」
 ひもに火がついている・・・危険を察知したアメラちゃん、するりとカオスから抜け出して逃げていく。これに気づいた(本能で)ゲイルもさっと距離をおく。
 「えっ? アメラちゃんこれなんすか? まさか!!!」
 「えっと、頑張ってね♪ さ〜ん・・に〜い・・い〜ち・・・ゼロッ!」
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 ドッカーン!!!
 
 「やったぁ〜♪・・・ラスケちゃん印の爆弾実験大せいこ〜♪!」
 しばらくして煙が晴れてから全身黒焦げのカオスが立ったまま出てきたという・・・(なんという生命力!!!)
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 そのころセグトラは・・・
 「ふふふ・・・ふふふ・・・」
 爆音にも気づかず一人で酒を飲んでいたという・・・
 
 悲劇はまだまだ続く。
 
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