(判読不能に付き前半部分は省略) 住民アデル・ストーマー(44)の証言: 4990年にフォルティア・クロザックに会ったことがある。 快活な女の子であったことが印象に残っている。政治に関心を抱いていた様子は皆無。 彼女が異端者として逮捕されたことを教えると、非常に驚いた表情を見せる。 |
(判読不能に付き前半部分は省略) 元警備員イグニス・クラゲット(71)の証言: 4990年頃からエブラーナの大火が発生するまで、フォルティア・クロザックと別の男性1名が、エブラーナ港にある倉庫の1つに度々出入りしていたのを目撃。後に大火でこの倉庫は焼失するが、倉庫内からはナディール教団の関連物品が多数発見され、この倉庫がナディール教団のアジトではないかと疑われた。倉庫街で警備員として担当していた同氏は、タンカード及びバソリーの両神殿から幾度と無く事情聴取を受け、このことを供述している。 |
戦争神マレバス・エブラーナ神殿が保有する戸籍謄本からの抜粋 | ||
世帯主 | ディオルムス・ドーストン | 4920年5月5日出生 |
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妻 | ライラ・ブノス・ドーストン | 4919年7月2日出生 4987年10月1日死亡 |
子 | ザナッグ・ドーストン | 4946年7月2日出生 |
子 | ディフォール・ドーストン | 4948年3月10日出生 4990年2月21日死亡 |
子 | → レマ・ドーストン・グロリアス | 4950年3月10日出生 |
注記 | 全員が4974年7月20日にテンバーン王国オーバーン市より移住 |
戦争神マレバス・エブラーナ神殿が保有する出生証明書総覧からの抜粋 | |
被届出人 | フォルティア・クロザック |
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出生日 | 新太陽歴4999年5月3日 |
父 | ゼルメス・クロザック |
妻 | アグリアス・クロザック |
出産立会人 | レマ・ドーストン・グロリアス |
注記 | 母体の健康が危険であったため、ゼルメスの了承を得て帝王切開を実施。 フォルティアは双子の片割れ。双子のもう1人は出産時に既に死亡。 |