第2回座談会 4月1日の魔術師(以下「聞き手」):全国2000万人のゲームファンと1000万人のRPGファンの皆様、こんにちわ。「隠しボス座談会」のお時間がやってまいりました。ここでは、過去のRPGに登場した……って、説明は前回の頭を御覧頂ければ十分ですね? 第2回目は『FINAL FANTASY』以外のスクウェア作品に登場した隠しボスがテーマとなります。では、前回と引き続き、こちらのお三方にお集まり頂きました。 エリディブス:では、またよろしくな。(額に包帯を巻いている) トンベリ:ども、お久し振りです。(額に絆創膏が貼ってある) プリンプリンセス:こんにちわ〜〜。 聞き手:よろしくお願いします。 エリディブス:しかし、どうしてわしらが再登場することになったのかね? 聞き手:前回の最後にも申し上げたことだとは思うのですが、『FF』シリーズ以外のスクウェア作品に登場した隠しボスってそんなに数は多くないんですよ。それに、隠しボスがいたとしても人間の言葉を喋ることができなかったら、ここにお呼びするだけ無意味です。私はモンスターの言葉の翻訳なんてできませんし。 トンベリ:なんか、切実な裏事情という奴ですね……。 エリディブス:しかし、『FF』シリーズ以外のスクウェア作品に登場していた隠しボスって、どんな奴がいたのかね? 聞き手:そもそも、『FFT』を「『FINAL FANTASY』じゃない」というように解釈したら、エリディブス様とて立派な隠しボスになります。しかし、私は『FFT』を『FINAL FANTASY』として評価している人間ですので、エリディブス様には『FF』の回にて御登場をお願いしたわけです。 トンベリ:では、他にはいるんですか? 聞き手:非常に有名な奴としては、『Bahamut Lagoon』に登場したキングオブペインですね。 プリンプリンセス:ええ。しかし、あの方はそこまで強くなかったような気がしますわ。むしろ、周囲にいる中ボスクラスの敵のほうが難所でしたし。私の知り合いには、手前にいるオーバーロードの【バグデム】で全滅寸前に追い込まれた方もおります。キングオブペインのお供に登場するモンスター達も異様に強いですし。 聞き手:攻略にちょっとした工夫が必要でしたよね。 トンベリ:ええ。 エリディブス:しかし、あのゲームは思ってたよりも評判が悪かったのう。システムとしては決して悪くは無かったのだが……。 聞き手:アイデアとしては良かったと思いますよ。ゲームシステムとしては結構好きなほうですし。 エリディブス:ドラゴン7体に餌を与えてドラゴンを成長させ、人間ユニットの特殊攻撃の威力はドラゴンの性能に依存する……基本的なところはドラゴン育成SLGじゃな。最強形態が「マスタードラゴン」として同じになるという点は、ちょっと物足りなかったのかもしれぬな。 プリンプリンセス:戦闘システムで悪い点があるとすれば、味方ユニットの中で移動力に差がありすぎることでしたわ。まず、ドラゴン7体の移動力は無制限ですし、味方ユニットの中にライトアーマーをいれると、【スプリンター】という特殊能力によって、移動力が大きく増幅されるんです。確か── トンベリ:ドラゴンのDEX÷25の値がそのまま移動力に加算されたはずです。下手すると移動力15。 聞き手:実際には、このくらいの性能を持つユニットが1つはいないと、アイテム回収はおぼつきませんからね。 プリンプリンセス:あとは、戦闘バランスが崩れていたという意見もありますわ。 エリディブス:これは2つの理由から致し方の無いところであろう。まず、『Bahamut Lagoon』本編のゲームバランスは寄り道を1回もしなかった時のことを想定していたという点じゃ。大抵の者は、ストーリーよりも餌集めの方が面白くなってしまい、エクストラステージに何度も足を踏み入れるようになったのじゃがな。次に、ターン制SRPGでゲームバランスが崩壊するのは珍しいことではないという点。ターン制の場合、味方が先手を奪うと一方的に攻撃が可能になるから、どうしてもバランスが崩壊しがちになる。『Bahamut Lagoon』の場合、過半数のユニットに間接攻撃能力(いわゆるマップ兵器)が備わっておったから、実際の戦闘は間接攻撃がメイン……という状態になっておった。まあ、あのゲームでは、敵も間接攻撃を中心に戦っていたから、お相子と言えなくも無いがな。 トンベリ:その意味では、コナミの出している『ヴァンダルハーツ2』は興味深いんです。ターン制なんですが、味方と敵が1体ずつ交互に行動するという特殊なシステムだと聞いています。時間があれば試してみたいですね。ネット上ではこのゲームの話をあまり聞きませんが。 プリンプリンセス:あの会社の代表作って、スポーツとか音楽とか、アクション性の強いジャンルのゲームが多いですから。PRGも『幻想水滸伝』しか出していなかったというような記憶があります。(他のタイトルが出ている可能性あり。情報求む/4月1日の魔術師) エリディブス:ゲームシステムにいての話はともかく、それを割り引いても、『Bahamut Lagoon』の評判が悪いのは何故かね? 聞き手:ああ、あれはストーリーに根本的な問題があります。 プリンプリンセス:全てはヨヨとパルパレオスのせい?(^^;) 聞き手:そりゃあもう(^^;)。 トンベリ:じゃあ、主人公のビュウはどうなるんでしょう? プリンプリンセス:薬屋の亭主ですか?(^^;) エリディブス:さて……他にはおったのかね? 聞き手:『Bahamut Lagoon』と同年に発売された『Treasure Hunter G』にはいなかったと思います。『ルドラの秘宝』には、リザ編限定の隠しダンジョンがありました。 エリディブス:そんなもん、あるのかね? 聞き手:ええ。正確なところは忘れたのですが、確か、リザ編第1日目のうちに、最初の村にある祠で村の安全を祈願しておけば良かったような気がするんですが……ちょっと、この辺は記憶が曖昧ですね。何しろ、最後にプレーしたのが1年前ですし、手元には攻略本はありませんから。 エリディブス:で、どうなるのかね? 聞き手:第1日目のうちに必要なフラグが揃えば、リザの村の浸水被害が小さく抑えられます。その場合、地底世界へと続く道が出現し、その先にある洞窟でいくつかお宝を回収することができます。敵は無茶苦茶強いわけではありませんので、隠しボスと言うよりもボーナスダンジョンと言ったほうが正確ですね。ただ、奥にはボスが一応控えていたような気がします。 トンベリ:曖昧ですね……。 聞き手:『ルドラの秘宝』の攻略サイトって思っていたよりも数が少ないんです。最も多数の情報が揃えられているのがラゴウ石研究所のようですが、ここも攻略情報が100%完成しているわけではないようですし……。 プリンプリンセス:攻略本見たほうが早いんじゃありませんの? エリディブス:それを申しては身も蓋もないぞ。……さて、他の作品に隠しボスはおったのかのう? 聞き手:GAME BOYとFCについては調査できません。 トンベリ:責任放棄ですよ(^^;)。 聞き手:仕方ないでしょう、手元に資料が無いんですから。……それで、話を戻しますが、『聖剣伝説2』にはいなかったと思います。『聖剣伝説3』にはブラックラビというランダムで出現するレアモンスターがいます。『LIVE A LIVE』には、100(200?)回逃走すると出現する隠しモンスターがいたような記憶があるのですが、詳しい話は覚えていません。『FRONT MISSION』シリーズはよく知りませんが、隠しボスはいなかったのではないかと思います。 プリンプリンセス:『Romancing SaGa』シリーズでは……誰もいなかったと思いますわ。 エリディブス:4体の「守護獣」と死神はどうなのじゃ? あれは一応隠し── プリンプリンセス:気にしてはいけませんわ。倒されるのはいつものことですし(^^;)。 トンベリ:ひ、ひどい……。 聞き手:さて、舞台をPlayStationに移してみましょう。何かありましたでしょうか? トンベリ:『SaGa』シリーズでは、イクストルと死せる賢者というものがいましたね。どちらも中々の難敵でしたよ。 エリディブス:ほう……あの大賢者殿か……。以前、お会いしたからのう……(遠い目)。 プリンプリンセス:…………え……ええとですね、『聖剣伝説〜Legend of Mana〜』にもいなかったと思います。ただ、あのゲームは、中ボスがラスボスよりも強いらしいですね。 エリディブス:あの会社の作品、その手の戦闘バランスの作品が山ほどあるのう……。 聞き手:有名所では、『Parasite Eve(1)』のクライスラービルを忘れてはいけません。あそこに登場するボス敵はどれもくせがありました。最上階にいるMayaがしゃれにならないほど強かったことははっきりと覚えています。 トンベリ:戦闘に部分的にアクションゲームが導入されていますから、敵の攻撃を上手く回避できないとあっという間に瀕死になります。確かに、あれは難しかったですね。いざという時に用意していた回復アイテムがすぐに無くなってしまいましたし。 エリディブス:骨がある隠しボスと言えば、『Xenogears』のサンドマンズ島も目が離せない場所じゃな。 トンベリ:ええ。ドラゴソという奴でしたか。 プリンプリンセス:あれを「ドラゴン」と勘違いしてなめてかかったら、あっという間に全滅してしまったという不幸な方がおられましたよね。 聞き手:すみません、それは私です(--;)。 エリディブス:しかも、そいつはレアアイテムを持っているが、バイヤーのあかしを入手しておかないとあまり回収できないそうじゃ……。それも非常に頭の痛い話じゃ。 プリンプリンセス:他に何かありましたかしら? トンベリ:プレーしてないゲームが多いですからねえ……。『デュープリズム』ではカローナの町の広場に「ロッド・ザ・ブレードスター」なる方がおりまして、ファイトマネー100Gを払って戦闘し、勝つと1000Gとおまけで何かがもらえるそうです(詳細はTwinkle Desireにて)。格闘ゲームの隠しキャラはサポート外です。『VAGRANDSTRY』では、隠しダンジョンと隠しボスの存在までは確認されていますが、その詳細については手元に資料がありませんのでお教えすることができません。 エリディブス:『Brave Fencer 武蔵伝』はどうなのかね? 聞き手:あれはRPGじゃなくてアクションです。……というか、RPGにしてはアクション性が強過ぎます。 トンベリ:まだクリアしていないんですか? 聞き手:ええ。だって、5時間経ってもオープニングイベントをクリアできなかったんですから(--;)。 プリンプリンセス:弱過ぎますわ。 聞き手:それから、『Chrono Trigger』にはいなかったと思います。サブイベントが用意されていたとはいえ、これは時の最果てでヒントを入手できるのですから、「隠し」と呼ぶにはヒントが出過ぎているようですね。スペッキオが隠しボスと言えなくもありませんが。一方、『Chrono Cross』のほうにはジルジンクスという方がおりました。まあ、スフィンクスのような御仁でして、主人公達に謎掛けを挑んでくるんですが、無視してしばき倒すこともできます。 プリンプリンセス:しばき倒すのはいつものことではありませんか? 10%で虹色の貝殻を盗めますし。 聞き手:確かにそうなんですが、謎掛けにバカ正直に答えるのも実は重要なんですよ。 エリディブス:最終ボスの倒し方かね? 聞き手:あわわ、それ言っちゃ駄目ですって(^^;)。 トンベリ:これで、スクウェアの出した隠しボスの多くはフォローできたわけですよね。 聞き手:多分……そうだと思います。 エリディブス:前回よりも内容が薄くなったような気がするのは気のせいかね? プリンプリンセス:仕方ありませんわ。今度は作品の数が多かったことですし。それに、『SaGa』シリーズの戦闘に関する論議は、隠しボス座談会でさばききれる程度には済まなさそうですし。 エリディブス:さて、後から隠しボスが見つかった場合はどうするのかね? 聞き手:とりあえず、私がプレーした有名な作品について先に全て紹介してしまいましょう。追加分については、後からフォローします。で、次回は『テイルズ』シリーズとTri-Ace作品の合計5本について紹介する予定です。 トンベリ:ああ、あの隠しボスが登場するゲームですね。 聞き手:ええ。 ?:……それよりも…………。 プリンプリンセス:……何でしょう? エリディブス:空耳かね? トンベリ:さあ……。 ?:よくも余のことを無視したな……。 聞き手:無視? さあ、一体何のことでしょう? 神竜:余は『FF5』に隠しボスとして登場していたはずなのに……それを無視するとは……。 聞き手:無視と言われましても……隠しボスとしては弱いですし、『FF4』のアイテム守護者のことを考えますと……。第1、あなたは『FF9』にごく普通のボス敵として── 神竜:ほほう……「ただのボス敵になるとは、格が下がった」とでも言うのかね? 良い度胸ではないか。 プリンプリンセス:(ひそひそ)雲行きが怪しいわね……。 聞き手:(ぶるぶる)い、いえ、決してそのような意図で申したのでは── エリディブス:(ひそひそ)先に失敬するかね? 神竜:世の扱いといい最初の応対といい、満足からは程遠いものがあるのう。 トンベリ:(ひそひそ)ええ。別の店にでも入りましょうか? (プリンプリンセス・エリディブス・トンベリが退場する) 神竜:とりあえず、そのことをあの世で後悔するがいい……。 聞き手:あわわ、ちょっと待った。あなたはオメガを追うのが仕事のはずでしょ? こんなところで油を売ってないで── 神竜:問答無用!(特殊攻撃が飛んでくる) 聞き手:ぎにゃゃゃゃゃぁぁぁぁぁぁぁ………………………… (オチも無く次回へ続く) |
注釈
『FFT』を『FINAL FANTASY』として評価する理由 『FINAL FANTASY TACTICS』というゲームに対しては、ゲームシステムやストーリーの雰囲気などを根拠にして、主にアンチスクウェア派の人間から「『Tactics Ogre』の真似ではないか」と批判されることが多い。似ている部分があるという事実は、『FFT』を知る人間ならば同じように認めているものの、『FF』としての独自性が打ち出されているかどうかについては論議が分かれている。私は『FFT』を『FF』として認める立場を取っている(詳細は「THE CONSUMER」で公開された『FFT』レビューを参照されたし)。 キングオブペイン(『Bahamut Lagoon』より) 「むずかしいダンジョン」のボス。HP65000を誇る大物で、【ランダマイザー】と【インフェルノ】を使用する。しかし、この隠しステージで真に恐いのは、キングオブペインよりも同伴するモンスター。【バグデム】を使うオーバーロード、【ホワイトドラッグ】【クイックリー】だけではなく【ブラックホール】をも使うユーディットなど強敵が揃う。しかも、迷宮内には毒の沼地が多数配置されている上に、全ての敵が毒属性を持っているので、敵を毒の沼地の上に移動させない戦い方も要求される(ドラゴンが毒属性攻撃を使うと目も当てられない事態になる)。 私が戦った時の戦術は、(1)オーバーロードがいる部隊は最大火力を投入して1ターンに1部隊ずつ各個撃破する、(2)その次に2体いるユーディットのうち1体を先に倒す、(3)残りの敵に対しては均等に火力を当てる、(4)宝箱回収はライトアーマー1人+ランサー3人(もしくはライトアーマー2人+ランサー2人)で構成される部隊に全て一任する、(5)敵主力との戦闘が開始されたら、キングオブペインには毎ターン必ずダメージを与え続ける(これはユーディットに【ブラックホール】を使わせない為である)──といったところである。ドラゴンが毒属性攻撃さえ使わなければ、これで何とか勝てるはずである。ヘビーアーマー部隊がシュバルツェンと対峙するように部隊を移動できたら、もう少し楽に戦える。 ヨヨ(『Bahamut Lagoon』より) カーナ王国の王女にしてドラグナー。プレーヤーが自分で名前を入力できるヒロイン。元々は主人公と恋人同士の関係にあったのだが、グランベロス帝国に監禁されている間に、パルパレオス将軍と恋仲に落ち、結果的に主人公ビュウは失恋を味わうことになる。主人公が失恋する(しかも不可避)辺りがあまりに現実的過ぎたためか、彼女に対して殺意を抱くユーザーもいるとかいないとか(^^;)。 パルパレオス(『Bahamut Lagoon』より) ビュウからヨヨを奪った男(^^;)。グランベロス帝国創始者サウザーの腹心であり、有能な将軍として名を馳せていた。後に、サウザーの密命によって反乱軍(後のオレルス救世軍)に参加する。ゲーム終盤ではヨヨとべったりな関係にあるため、一部のファンから殺意の眼差しを浴びているとかいないとか(^^;)。エンディングでヨヨと一緒にハッピーエンドを迎えたのならばまだ救いようが無くもないが、彼は政情不安が続くグランベロスへ単身戻り、国内の不穏分子によって暗殺される。本人は暗殺されることを願っていた(それを責任の取り方だと考えていた)ようだが、それはあまりに軽率で浅はかな気がしてならない。 薬屋の亭主 『Bahamut Lagoon』に登場した女性キャラの中で、ビュウと恋愛に発展する可能性のある女性(ヨヨは除く)は、まだ子供であるメロディアと、病弱で「薬屋を開くのが夢」と語るフレデリカの2名。一応、これを踏まえた上での発言である。 ブラックラビ(『聖剣伝説3』より) セミファイナルダンジョンの某所に出現すると言われているラビ系モンスターの最強種。強さは最終ボス並みと言われているが、私はまだその姿を拝んだことが無い(T_T)。 4体の守護獣(『Romancing Saga』より) フレイムタイラントと残り3体(爆)の偉いモンスター。主人公達にお使いゲームを頼む人々。手馴れたプレーヤーになると、彼らを倒すことも日常茶飯事になるらしい。 死神(『Romancing Saga』より) 一応「デス」という名前で呼ばれていたと思う。主人公が外道な行動を繰り返した場合、冥府への道が出現し、その最深部で待っている。仲間を1人殺すことによって強力な武器・防具を入手できる。複数の「捧げ者(=生贄)」と引き換えに強力な武具を渡してしまった後、ラストバトル用のパーティーで踏み殺されてしまうというかなり不幸な方(T_T)。記述があまりにも曖昧なのは、このルートを1回も見ていないため。 倒されるのはいつものこと 私の周囲ではこういう話しか聞かない(--;)。 イクストル(『SaGa Frontier』より) シンロウにある古代のシップ内部で蝙蝠系シンボルのモンスターを13体殺すと、ある特定の部屋に出現する隠しボス。HPは12657〜63285。戦闘能力が全般的に高く、【ライフスティール】や【デスタッチ】を使う。【磁気嵐】を使うことがあるので、可能ならばパーティーからメカを外しておいたほうが良い。倒すと低確率でブリューナクを落とす。 死せる賢者(『SaGa Frontier 2』より) ラウプホルツのグールの塔に生息するアンデッドモンスター。出現させるまでにかなりの手間が掛かる。HPは22666。戦闘では高弟達を2体引き連れて出現する。武器戦闘は高弟達に任せ、本人は後列からJP145の能力を生かし【デルタ・ペトラ】【毒音波】【ファイアストーム】【デスルーパー】などの強力な魔法攻撃を連続して繰り出してくる。 後列からの【デルタ・ペトラ】などで1ターン以内に高弟達を石化させれば、とりあえずの勝機は見えてくる。後は、石化や毒のステータス異常に注意を払いながら、LP消費でHPを回復しつつ攻撃を加えていけば、何とか互角に戦える。石化や一撃必殺を防止する防具があればもっと楽に戦える。普通は大量のクヴェルで武装したジニー・ナイツ達が彼らと戦うことになるのだが、レベルアップの時間さえあればタイクーン・ウィルのパーティーでも勝つことは可能。こうすると、リチャード・ナイツ時代の難易度が大きく下がる。 エリディブスと死せる賢者との面識 そんなものあるわけが無い。 クライスラービル(『Parasite Eve(1)』より) ニューヨークのマンハッタン島に実在する建築物。ゲーム中では隠しダンジョンとして扱われている。内部構造(通路・階段・宝箱の位置)はランダムで決定されるため、攻略は困難を極める。最上階に待機しているMayaを倒せば真のスタッフロールを見ることができる。 サンドマンズ島(『Xenogears』より) アヴェ大陸の西方に浮かぶ小島。Disc2になって立ち入りが可能になる。流砂と無限ループによって構成される隠しダンジョン。 ドラゴソ(『Xenogears』より) サンドマンズ島に登場するドラゴン系モンスター。HPは18000だが、人間で戦わなければならないのが痛過ぎる。最大の脅威となるのはそのブレスであり、全員に対して500点以上の大ダメージを容赦無く与える。そのため、魔法防御力が高いキャラクターがいないとブレスだけで殺されてしまう。 このモンスターを倒す時の理想のパーティーはフェイ、シタン、ビリー。最初に全員を【女神のエール】や【仙勁】で加速させた後、フェイだけが攻撃を行い、残りの2人は回復に専念するのである。全員の最大HPが600を超えていて、フェイが【超武技闇勁】をマスターしていれば何とかなる。なお、こいつと戦う時は、下記のバイヤーのあかしは必須である。 バイヤーのあかし(『Xenogears』より) アニマの器のダンジョン2で、ハマーのHPを0にまで削り切ると入手することができる。装備中はレアアイテム出現率が上昇する。 スペッキオ(『Chrono Trigger』より) 時の最果てにいるモンスター。主人公達に魔法を授ける存在であると同時に、主人公達に魔法オンリーの力試しを仕掛けてくる強敵である。戦闘は魔法オンリーなので、魔法が強力なキャラがいないとまともに戦えない。スペッキオはプレーヤーのレベルに合わせて5段階に変身し、各モードに合わせてかなり強力なアイテムをプレゼントしてくれる。 ジルジンクス(『Chrono Cross』より) 土龍の島(アナザーワールド)に生息するグリフォンに似たモンスター。HPは13000(2巡目以降は26000)。主人公達に対して謎掛けをしてくるのだが、その解答として「答えの色のエレメントでジルジンクスを攻撃する」ことが要求される。謎掛けを無視して攻撃したり、誤答したりする(別の色のエレメントで攻撃する)と、【アースクエイク】【サンダーバレー】による攻撃を受ける。ジルジンクスの使用エレメントは黄属性だけなので、専用の防具を装備していれば戦いで楽ができる。 虹色の貝殻 『Chrono』シリーズにおける最強装備の素材に使われるアイテム。 ジルジンクスの謎掛けと最終ボスの倒し方の関係 DigiCube発行の『クロノ・クロス アルティマニア』によると、各エレメントの色には次のような意味がある。
これを順番に並べると、[白→黄→赤→緑→青→黒→白→黄→……]ということになる。 ところで、最終ボスを倒す時に最初に使わなければならなかったエレメントって、確か黄色だったような気が……。 神竜(『FINAL FANTASY V』より) ラストフロアにいた隠しボス(?)。ラグナロクの守護者っだった……と思う。オメガと比較すると弱いし、彼を隠しボスに入れると『FF4』のラストダンジョンのアイテムの守護者が全て隠しボスになるため、記述を避けていた。 |