あさぎり みずな
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朝霧家当主の姉で、現在は出奔中の当主に代わって一門をまとめている──はずだったのだが、
彼女自身も家を空けており、朝霧家は親戚筋達が総出で一門をまとめているのが現状。
彼女が戦場に現れた理由は、出奔中の弟を探す為であり、今までに幾多の戦乱を渡り歩いてきている。
帝国には半年ほど前から入り、当初はルディの世話役の1人をしていたが、
その戦闘能力の高さを買われて、将軍入りする。
戦場では襲われそうになったら容赦なく斬り捨てるが、日常では強引に迫られると弱い。
割と二重人格っぽい面があるようだ。
また、死に対して強い嫌悪感を抱いている。戦場では割り切って考えているが、それでも嫌いな物は嫌いらしい。
なお、彼女は勝手に妄想で暴走する癖があり、周りに迷惑をかけている事もしばしば。
攻撃は【狭霧】による突きを中心とした剣術で、その攻撃補助として【陰陽術】を扱える。
ただし、【陰陽術】はあくまで補助であり、攻撃にする程の威力のは滅多に使わない。
使用武装が直刀であるため、攻撃方法は【突く】と【叩き切る】のが主。
得意技は右斜め上、左斜め上、右斜め下、左斜め下から瞬時に切りつけ、
最後に相手の喉下に突きを入れる【夜叉】と呼ばれる技。
ただし、水菜自身はこの殺人技術を楽しんで使うことは嫌っている
（死に対する嫌悪感とこのことは決して無縁ではないようだ）。
特技は剣技、自炊、陰陽術。ただし、自炊に関しては「味の保障はできない」らしい……。
シチル攻略戦、聖都攻略線を経て、１２５７年に将軍を引退、
以後は結城神社に半居候しながら、街などに出て子供たちに剣術を教え、
それまでの傭兵稼業に携わる事なく、その余生を過ごしていく事になる。
そして、戦乱の終結後の１２７３年、享年３８歳にて、
聖都決戦時に負った肺疾患の悪化により、その生涯に幕を下ろす。
苦しむような素振りも見せない、その静かな死顔は、
死後の医師の診断により、初めて肺疾患の事実がわかったほどであった。
戦時中から親しかったエアード・ブルーマスターこと蒼主空也との関係は、
本人の口から語られる事はなかったが、最後の一線は越えなかったと思われる。
| 執筆されたSS | ||
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| SS | 初陣 | |
| SS | 副官着任 | |
| SS | 月下に袂を分かつ | |
| SS | 刃を交えて | |
| SS | 閑話休題？ | |
| SS | 禁断の果実 | |
| SS | 紅月夜、シチルの地に立つ | |
| 関連SS | 覗き見 | |
| SS | 開戦の狼煙 | Collaboration |
| SS | 直ぐそこにある絶望 | |
| SS | 一時の平穏、そして・・・ | |
| SS | シチルの攻防−始まり− | |
| SS | シチルの攻防−開戦− | |
| SS | シチルの攻防−回想・紫苑− | |
| SS | シチルの攻防−背水の陣− | |
| SS | シチルの攻防−待ち人− | |
| SS | シチルの攻防−狂刃− | |
| SS | シチルの攻防−凱旋− | |
| SS | 直ぐそこにある恐怖 | |
| SS | healing or plaything? | (18x) |
| 関連SS | healing or plaything? -an another side- | (18x) |
| 関連SS | 白の来訪 | |
| SS | once more... | (18x) |
| SS | and the immoral happening | (18x) |
| SS | 部隊再編成 | |
| SS | 分かつ時、再び | |
| SS | 予感 | |
| SS | 継ぐ者 | |
| 関連SS | はげましのおてがみ | |
| SS | 争奪戦 | |
| 関連SS | 愛しい人よ | |
| SS | 彷徨 | |
| SS | 訃報 | |
| SS | 回帰する心 | |
| SS | 夢から醒めて | |
| SS | 心、研ぎ澄まして | |
| 関連SS | 人の思うところ | |
| SS | 最前線にて―部隊名変更― | |
| SS | 撤退 | |
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